ブラック企業体験記福岡編その3
福岡に来て、仕事だけでなく、プライベートもストレスフルな日々。
そんな中、ぼくはついにあるものに手を出すようになってしまいました。
それは・・・
「アルコール」です。
毎日仕事終わりに缶ビールと缶チューハイを飲む時間だけが、当時のぼくにとって唯一の嫌な気持ちから解放される時間でした。
この時点でもう色々と終了フラグ立ちまくってます。
しかもぼくの場合、よほど寂しかったのか、酔うと友人に電話してしまうクセがありました。特定の誰かではなく毎日違う人に電話してました。
ぼくの周りには基本いい人が多いため、みんな快く話を聞いてくれます。
今でもそうですが本当に仲間には恵まれてると思います。
この頃の飲酒習慣により、ぼくはその後10年近くアルコールとの壮絶な戦いが繰り広げれます。話がそれてしまうためそれはまた別の機会に。
そしてもう1点。この当時「暴食」も毎日してました。
福岡といえば。そう。とんこつラーメンです。
マジで美味い。この美味さに毒されて毎日食べちゃいました(∀`*ゞ)テヘッ
もつ鍋やら水炊きやら他にも美味しいものだらけです。毎日毎日食べたいものだけを食べました。
結果、当然の因果応報で激太りしました。
ぼくは身長170cmなのですが、最大で81kgいきました。
ブラック企業勤務のアル中デブ完成です。
福岡に来て3か月くらい経ったころ、これらの悪習慣も手伝い段々気力が薄れていきました。
お客さんのところに行っても「なんか疲れてるね」と言われたりしました。
営業マンとしては絶対言われてはいけない言葉です。
また、休日も無気力になり家から一歩もでなくなることも多くなりました。
しかもそんな中でも上司から休日にお誘いの電話がきます。
ある日電話を無視したところ、
「お前電話でなかったけど、仕事の話だったらどうすんの?」
と怒られました。
またある日は休日の電話に電車に乗っててでれず、2時間後くらいに折り返したところ
「お前ちゃんと電話でろや!」
と電話越しにいきなり怒鳴られたこともありました。
そしてこの当時、会社のノルマも今まで以上に厳しくなり、毎月無謀なノルマを突き付けられては「できない人は退場していただきます」とクビ宣言。
ほとんど無気力になっていたぼくは「もういっそのことクビにしてください」くらいしか考えられませんでした。
人生の選択はいくらでも自分で行うことができます。
そんな当たり前のことも当時のぼくにはわからず、ただ目の前の環境に身を委ねていました。
ぼく自身の資質の問題もありますが、ブラック企業は基本思考力を奪います。
今勤務している方は即逃げましょう。
今いる場所よりあなたが輝ける場所はたくさんあります。絶対にあります。
話がそれてしまいましたが、そんなある日、本社の名簿を見る機会がありました。
そこには衝撃の事実が・・・
つづく
今日も楽しい1日を。
たきまなぶでした。