営業という仕事は楽しい?辛い?
営業は実は楽しい
まもなく3月も終わり、4月を迎えようとしています。
4月から新社会人となる方、転職や異動をされる方の中には営業という仕事に従事される方も多いのではないでしょうか。
私は社会人となって10数年が経ちましたが、そのうち10年程営業という仕事をしてきました。
そんな私がこれから営業という仕事にチャレンジをされる方にお伝えしたいのは、営業は辛い部分もあるけどそれ以上に楽しい!ということです。
ネットの情報なんかではノルマがきついとか、数字がいかないと上司に激詰めされるとか、そういった営業のマイナス面が強調されがちです。
私も過去複数社で営業をしてきた経験上言えますが、これは基本事実です 笑
当然業界や会社によって違いはあります。営業に限った話ではありませんが、同じ会社でも上司によって天国にも地獄にもなったりします。
それでも営業は楽しいとぼくは考えております。
営業はどんなことをするの?
営業とはどんなことをするのかざっくり紹介をすると、
①自社の商品に興味がある人を探す⇒②見つかったら提案を行う⇒③購入してもらう⇒④アフターフォローをする⇒⑤追加で購入をしていただく
かなりざっくり言うとこんな感じの流れになります。業界や会社によって①の活動比重が高かったり、④の活動比重が高かったりします。
新規開拓に力を入れているのか、既存顧客のフォローに力を入れているのかといった感じです。
比重は違えど、どちらも行うというケースが多いのではないかというのが私の印象です。
営業の楽しさと辛さ
では具体的にどんなところが楽しくて、どんなところが辛いか思いつくまま挙げてみたいと思います。
楽しい点
- 色んな人と仲良くなる(人脈が増える)
- 色んな話が聞ける
- お客様の課題を解決できた時は最高に嬉しい
- お客様から感謝してもらえる
- 対人スキルが上がる
- 結果が出ると嬉しい
- 結果さえ出せば自由
- ご飯をおごってもらえる
- 道やお店に詳しくなる
辛い点
- 数字に追われる
- 結果が出ないと詰められる
- あまり売りたくないものを売る場合がある
- お客様にウソをつかなければいけない場面がある
思いつくまま挙げて見ましたが、まだまだあると思いますし、その会社特有の楽しさや苦労もあると思います。
ぼくの経験上でお話しすると、実際の現場では上手くいかないことの方がはるかに多いです。それでもお客様と向き合い、課題を解決し、感謝をしていただけた瞬間は、それまでの苦労が全て吹き飛び、充実度が大幅なプラスに転じます。
それが営業が実は楽しいとぼくが考える理由です。
また、基本お客様と関係ができてくると、話しているだけで楽しいです。なかなか結果が出なくて苦しいときは、仲のいいお客様のところに行き、色々話して元気をもらってくるなんて場面も多々ありました。
営業を楽しむには
色々と語ってきましたが、ぼくは新卒で営業という仕事をしたとき、あまりの辛さから「ぼくは営業が世界一向いてない」と本気で思っていました。同期と比べても全く結果がでず、上司だけでなくお客様からも日々かなりお叱りを受けていました。当時ストレスが強すぎて入社一か月で急性胃炎になりました 笑
そんなぼくでも今は「営業は楽しい!」と思えるようになりました。
苦しいことも多い分、成長を実感できることも多いのが営業です。
そして何より「楽しむための工夫をする」ということがどうしても必要になってきます。
実際数字に追われるばかりで仕事を全く楽しめていない営業マンも多くいます。
これは営業に限った話ではなく、仕事を楽しむにはどんな仕事でも自分から楽しみにいくことが必要不可欠だと思います。
会社の命令だからその仕事をするのか、その仕事の中に自分で楽しさを見出しに行くのか、やらされているだけの仕事が楽しいはずがありません。
冒頭でも申し上げた通り、営業は辛い部分もあるけどそれ以上に楽しい!仕事です。
むしろ苦しさがあるから楽しさがあるのだと思います。
営業のどんなところが楽しいのか、これはあなたにか見つけられない答えです。それが見つかった時、仕事は劇的に楽しくなります。
これから営業職にチャレンジされる方にはぜひこの営業という仕事の楽しさを存分に味わっていただけると嬉しいです。
それでは今日も素敵な1日を
たきまなぶでした。