就職活動奮闘記 学生時代編
・学生時代の就職活動
これまでのブログで新卒で入ったブラック企業での体験談→うつになり無職→パートから社会復帰→資格試験にチャレンジ→失恋(笑)
というぼくの体験談を綴ってきました。
ここから新たなチャレンジとして就職活動を開始するのですが、そのエピソードをお話しする前に、ぼくの大学生の頃の就職活動のエピソードからお話ししたいと思います。
結論からお話しするとダメな奴すぎて全く内定をもらえませんでした(^^;
ぼくが就職活動をしていた当時は、団塊の世代の定年退職に伴い、いわゆる売り手市場でした。
そんな有利な条件の中、特にやりたいこともよくわからないというよくいる大学生の1人だったぼくは、そうゆう時期だから就職活動をしなければいけないという大勢の中の1人として就職活動を開始。
当時都内の大学におりましたが、漠然とUターンを考えていたため、新潟県の企業の説明会に色々と参加しました。
・説明会から不合格!?
新潟の企業もUターンの学生狙いで東京での説明会はよく行われていました。
そこで1つトラブルが起こりました。
説明会の会場にたどり着けないのです。
当時はまだスマホがなく、なんだかわかりづらい携帯のナビを使っていました。
今は治りましたが、ぼくは当時かなりの方向音痴で、説明会の会場にたどり着けず諦めるという事態が何度もありました。
時には何とかたどり着いても時間に間に合わず、会場に入れてもらえなかったということもありました。
面接前からダメオーラが最大限に開放されています。
・いざ面接へ!
説明会の時点でダメな奴全開のぼくでしたが、面接ではその力が更に開放されていくことになります。
例えばある全国展開をされている企業のグループ面接を受けたとき、「うちの会社は転勤がありますが大丈夫ですか?」と聞かれ「新潟で働くつもりなので転勤はちょっと」と答え、面接官を絶句させた日もありました。
ぼくはガチのコミュ障だったため、面接がかなり苦手でした。
質問されると頭が真っ白になり、自分でも何を言っているのかよくわからないということが頻繁にありました。
今考えると問題外なのですが、面接前に受ける企業のことをちゃんと調べもせず、面接でとんちんかんなことをよく言っていました。
しかも当時の僕は自己肯定感が恐ろしく低く、自己PRがむちゃくちゃ苦手でした。割とマジメに自分はいいところ1つもないと思っていました。
結果当然不合格の嵐。
でも不思議なほど当事者はなぜダメなのかよくわからなかったりするんですよね(^^;
そんな中市場は売り手市場のため、周りの友人たちは次々に内定を勝ち取っていきました。
本来周りが内定を取ることと自分の就職活動は別問題なのですが、ぼくは焦りに焦り、どんどん自分なんてダメな奴だと自己卑下をしていきました。
・方向転換
結局新潟の企業は全然内定がもらえなかったため、範囲を広げてみようと都内の企業も受けるようになりました。
面接も回数を重ねるごとに少しづつコミュニケーションが取れるようになり、緩やかに通過率も上がっていきました。
ですがやはり内定はもらえず、どんどん疲弊していきました。
疲弊しすぎて就職活動を本格的にしていた半年間で10キロ近く瘦せたり、謎の湿疹ができたり、喘息のような症状に見舞われ呼吸困難で点滴を打った日もありました。
60社くらいからお祈りメールをいただいていたと思います。
そしてそんな疲弊野郎がある日、とある企業の面接を受けました。
会場にはぼくしかおらず、不安な気持ちになったことを覚えています。
いざ面接がはじまると簡単な質疑応答の後、「事業プランを考えて発表してください」という課題が出されました。
30分程度時間を与えられ、その場で考えた事業プランを発表。
色々と講評をしていただき、その日は終了。
後日内定のご連絡をいただきました。
その時ぼくは就職活動に疲弊しすぎて、この企業に行くべきかどうかなんてあまり考えませんでした。ぼくに残ったのはこれでやっと就職活動から解放されるという安堵感だけでした。
しかしこの企業こそが過去のブログで綴らせていただいた超絶ブラック企業だったのです・・・
何十社も不採用となった後、ブラック企業に就職するという絵に描いたような就職活動の失敗を経験しました。
・学びで変わる。苦労が成長の糧に
そんなぼくですが、今現在は大手IT企業で働いています。ホワイトな環境だと思います。
次のステップに向けて、色々と準備やスキルアップに取り組んでいる最中です。
それはさておき、今の会社に入るときは他の会社は受けていません。一発合格でした。当然運の要素も大きいですが、これも過去の数多の失敗から多く学べた賜物だと思っています。
次回以降でお話ししたいと思いますが、パートからの就職活動も学生時代と同じくらい苦労しました。
でもそんな何度も絶望した日々は、全て未来の糧となり、あなたの成長の肥料となります。これは断言します。
もちろん合格するために必要なスキルやテクニックは存在しますが、一番大切なことは「自分を信じる」ことではないかと思います。
「オレを雇わないと損するぞ!」くらいの気持ちで臨んでいいと思います(口にだしてはいけませが 笑)
実際それくらいの気持ちで臨んだ方が内定はもらいやすいです。
その真逆をやって失敗しまくった経験から間違いないと思います。
そしてそもそも企業から選ばれると同時に、あなたにも企業を選ぶ権利があります。
勘違いでもいいから「自分はできる人間だ!」と自分に言い聞かせてチャレンジしましょう。必ず結果はついてきます。
ぼくのこの失敗談が、少しでもあなたに希望を与えることができたら嬉しく思います。
それでは今日も素敵な1日を。
たきまなぶでした。