香港チャレンジ回想録④ 経営を学ぶ
・香港での一週間の流れ
おはようございます!たきまなぶです。
前回は香港の夜に興奮するも、何もせず帰宅したお話しをしました 笑
働きながら経営を学び、どこでも活躍できる人材となるべく香港に来たわかなのですが、ここで香港での一週間のサイクルをざっくり説明したいと思います。
月~金 8:00~17:00 仕事。基本残業なし。自主学習をしたい人はそのまま残って勉強するのは可。
土 8:00~10:00 税金や会計等、様々な経営の勉強(オーナーが講師)
ざっくりですがだいたいこんな感じでした。
いや誰やねん!?と土曜に突如でてきた「オーナー」とは何者なのか。
もちろんインターンシップ先の経営者です。2人の共同経営者でした。
どちらも日本人で、2人とも日本在住です。
2人とも日本でそれぞれ会社を経営していました。
1人はこのインターンシッププログラムを紹介した海外就職斡旋企業の社長と、もう一人はぼくたちがテレアポを1部請け負っている営業代行会社の社長です。
このプログラムはこの2人が行っている事業を組み合わせてできたものなのです。
・経営の勉強
土曜日の勉強会は基本Skypeで行われました。今考えると2011年時点でオンラインで勉強会をしているわけですから、なかなか先進的だったかもしれません。
オーナー2人がそれぞれ分野ごとに講師を交代し、内容は税金や社会保険、会計、マーケティング等、多岐に渡りました。
現役の経営者から教わるため、内容も実践的なもので、パート上がりのぼくには斬新でとても面白かったのを覚えています。
・拭えない不信感
この土曜の勉強会はとても楽しかったのですが、平日のフルタイムテレアポが何とも言えず苦痛でした。元々テレアポが大の苦手ということに加え、香港に来て日本へテレアポをするということにどうしても不信感が募ってしまっていました。
その点は同居人兼同僚のAさん、Bさんも共通していて、Aさんに関しては元々オーナーの会社の社員だったのですが、入社してよくわからないうちに香港に行かされることになったとのこと。
しかもぼくを含め3人とも、このプログラムの期間がいつまでなのか、テレアポで成果が出るようになったらその先のキャリアアップはあるのか、このプログラムが終わったらそこで終わりなのか、それとも何か就職のサポートがあるのか等、詳しいことは誰も知りませんでした。
聞かなかったのが悪いと言われればその通りです。疑問点をしっかり潰してこなかったこと、それが1番の原因だと思います。
しかしそれを踏まえた上で、サービスとして提供する以上は少しでも顧客の不安は事前に解消するのがプロとして当然の仕事だと思います。
実はこのプログラムそのものがまだ出来たばかりで、ぼく達はその1期生であり、まだ制度としてある程度整う前にスタートしてしまっていたというのが実情でした。
こうして生まれはじめた不信感は、この閉鎖的な空間の中で少しずつ広がっていき、後々様々なトラブルを引き起こすことになりますが、それは追々お話ししていきたいと思います。
こうして香港の生活が1か月ほど経った頃、新たな仲間が加わることになりました。
つづく
今日も楽しい1日を。
たきまなぶでした。