香港チャレンジ回想録⑰ ニートから社長になる?
・宿泊先が・・・
おはようございます!たきまなぶです。
Bさんのパワーアップ感を目の当たりにし、「ぼくにもできるだろうか?」と不安を抱えつつ日本に帰国。
滞在2週間の宿泊先はオーナーから伝えられていたため、台東区にある現地へ行ってみると、そこはなんと・・・
「ゲストハウス」でした。
いやホテルちゃうんかーい!
と心の中でツッコミをいれますが、もはや後の祭り。
この時点で会社にとって自分の重要性がほぼないことを気づくべきでしたが、当時の素直なぼくはこの扱いをすんなり受け入れていました。
部屋に行ってみると2段ベッドが4つある8人部屋。様々な国の人がおり、何やら国際的。日本にいながら英語が話せるというなかなかいい環境でした。
ブレてしまってますが、実際の部屋の写真です。
そしてこの日の夜、さっそくAオーナーと会い、食事をしつつ今後の打ち合わせ。Bさんが行っていたことと同じく、日中はBオーナーの会社でテレアポを行い、夜は異業種交流会に参加し、ビジネススクール事業の集客活動を行うというものでした。
・初出社
そして翌日、Bオーナーの会社へ初出社。緊張の面持ちで行ってみると、皆優しく迎えてくれました。
行う案件の説明を一通り受け、さっそくスタート。
淡々とこなしつつ、周りの様子を見ていると、たしかに活気があり、楽しみながらテレアポを行っています。しかも成果もしっかり上がっています。
こんな環境下ではぼくも愚痴なんて言っているヒマはなく、周りが楽しそうなのでぼくもその雰囲気に乗っかって声のトーンも普段より上がり、結果いつもよりアポイントが取れるようになりました。
この時成果が出る環境づくりというものの大切さを学びました。
・異業種交流会へ
そして仕事を終え、夜は異業種交流会に参加。
ぼくはこの時まで異業種交流会というものに参加したことがありませんでした。
渋谷の会場に行ってみると、そこには40人~50人くらいいたと思います。
「けっこう賑わってるんだな」と感じつつ、とりあえず片っ端から声をかけ名刺交換。
当然ですが、そこにはIT、不動産、広告、メーカー等、本当に様々な業界の多種多様な方がいました。中には有名企業の役員がいたり、「私の師匠が」と言っている怪しげな人もいました 笑
ちなみにぼくの名刺には本当オフィスの住所が記載されており、香港から来たと言うと、何やらすごそうな人という印象を持ってもらうことができました 笑
そして交流会後は名刺を交換した人に御礼と集客のメール。
このサイクルを朝から夜遅くまで2週間延々と続けました。
Aオーナーからは「多少寝れる時間があればいいでしょ?」とブラック企業的なご指導 笑
・衝撃のお達し
会食の当日、この日は土曜日だったため仕事は休みでしたが、A、B両オーナーと打ち合わせのためBオーナーの会社に出社。
夜の会食の打ち合わせを簡単に行った後、Bオーナーから衝撃の発言が。
「今度新しく会社を立ち上げようと思っている。まなぶにはそこの代表をやってほしい」とのこと。
一瞬状況が飲み込めず、ぽかんとしてしまう私。
Bオーナー曰く、今後展開していくビジネススクール事業を香港でも行っていき、そこの責任者をやってほしいとのこと。
つまりざっくり分けると
日本版→両オーナーが担当。本格的にスキルアップしたい、独立したいビジネスマンが対象。
香港版→ぼくが担当。ぼくたちのような経験は浅いが野心のある若者が対象。
ということ。もちろんテレアポはメインで行っていくとのことでした。
ちなみにぼくの経歴と言えば
ブラック企業を1年未満で挫折→うつになりニート→家具店でパート→香港でテレアポ。
というキャリア。ニート→パート→アポインター→社長という謎のステップ。
なんだか訳が分からず、うまく整理ができないまま、夜の会食会場へ。
ちゃんと集まるのか不安でしたが、3名の方が来てくれました。
中身もとても濃いものとなり、ご参加いただいた皆様からはご好評をいただくことができました。
こうして無事2週間の研修を終え、香港に戻りました。
ぼくの次はマネージャーAさんが日本に行くことになるのですが、ここでまた新たな展開を迎えることになります。
つづく
今日も素敵な1日を。
たきまなぶでした。