香港チャレンジ回想録⑱ 下剋上?
・マネージャー交代
おはようございます!たきまなぶです。
前回は日本に研修と集客業務で帰国し、社長になれとのお達しを受けたお話しをさせていただきました。
こうしてぼくは日本での2週間の修行を終え香港に戻りました。
次はマネージャーAさんが帰国するのですが、Aさん帰国時のマネージャー業務はぼくがやるように両オーナーから言われていました。
Aさんから引き継ぎを受けるとき、彼からの第一声は「激務です」でした。
いきなりドン引きしました。
しかし同時にその言葉に何か違和感を感じました。
たしかにAさんは残業がかなり多く、業務もぼくらのマネジメントの他に、住まいやオフィスの各種支払い等、雑務も多かったように思います。
一度水道代の支払いが滞り、数日間水が止まるというとんでもない事件もありましたが 笑
それはさておきなぜぼくが違和感を感じたかと言うと、引き継ぎを一通り受けてみて、それが激務にになるとはあまり思えなかったからです。
・虚言癖?
Aさんとはこの時点で4か月ほど、仕事もプライベートも時間を共にしていて薄々気づいたことがありました。
おそらく彼には虚言癖があるということを。
ぼくが香港に来た時、住まいのマンションの入り口がお化け屋敷のようだったとお話しをしましたが、ぼくが香港に来る少し前、Aさんは「マンションの階段で後ろから突然後頭部を殴られた」と話していました。
しかし突然後ろから襲われたにも関わらず何も盗られていないとのこと。
そもそも香港は治安がよく、夜もけっこう子供でも出歩いていたりするため、かなりの違和感がありました。
たしかにマンションの階段の雰囲気的にはあり得そうな話でしたが 笑
以前も載せたことがありますが、下の写真のような感じです。実際はもっとボロボロでした 笑
初期の頃の外出禁止令等、その他にも大量に違和感を感じたエピソードはありますが、ここでは省略します。
・Aさん帰国
こうしてAさんが帰国し、ぼくたちは3人となりました。
そしてぼくは知っていました。Aさんがもう香港には戻ってこないことを。
ぼくが日本に戻っていたとき、Bオーナーから衝撃の一言を聞いていたからです。
それは
「彼(Aさん)はもう切るから」
正直けっこう衝撃ではありましたが、今までのAさんの言動や行動を振り返ると経営者としては妥当な判断だったのかもしれません。
同時に、これは決して他人事ではないと感じました。
・新たな3人生活
こうしてBさんとFさんと新たに3人の生活がスタートしました。
2人にはAさんは恐らくもう戻ってこれないこと、ぼくが今後社長になること等を伝え、今後どうしていくかを毎日話し合いました。
3人で話し合い、出した結論として「日本へのテレアポを脱却して、自分たちのやりたいことをやろう」ということでした。
こうしてぼくたちはまた新たな方向へ舵を切っていくことになりました。
そしてまた新たな壁にぶち当たることになっていくのでした。
つづく
今日も素敵な1日を。
たきまなぶでした。