香港生活のスタート
・いきなり入り口で衝撃をうける
ルームメイトの1人とタクシーで住むことになるマンションに向かいました。
到着したと思いきや、そこは普通の路地
「あれ?マンションどこにあるの?」
と一瞬思いましたが、ルームメイトが「こっちですよ」と案内をしてくれました。
そこには建物と建物の間の影となって見えずらい暗闇の入り口がありました。
電気はついていません。
入り口の先に階段があり、ぼくたちの部屋のある4階まで上がっていきました。
階段もほぼ暗闇で「お化け屋敷かここは・・・」と思ったことを覚えています。
本物の写真が残っていればよかったのですが、手元になかったため、実物に近い画像をお見せすると下のような感じになます。
・寝床が・・・
部屋につくと、そこは2LDKのそこそこ広い部屋でした。
外観はあれですが、中はけっこうしっかしており、少し安心しました。
もう一人のルームメイト(日本人)もおり、簡単に挨拶を済ませ、もう夜中の1時を回っていたため、積もる話はまた明日以降でということになりました。
「ぼくはどこで寝ればいいですか?」とルームメイトAさん(便宜上空港から一緒に来たルームメイトをAさん、もう一人をBさんとします)に尋ねたところ、Aさんが「たきさんの部屋はここになります」と指をさした先には、リビングにおいてある2段ベッドがありました。
間取りが2LDKのため、リビングダイニングルームの他に個室が2つあります。
その2つの個室は先に入居していた2人が当然使用しているわけです。
このリビングダイニングルームは、誰かがトイレに行くとき、シャワーを浴びに行くとき、ご飯をつくりに行くとき、洗濯をするとき、全てぼくの生活空間を通っていきます。
つまりプライバシーがほぼなしということになります。
言いたいことは色々あるけど今日はもう疲れたから寝ようと、とりあえず提案を受け入れ、寝ることにしました。
しかしそのベッドを見るとなにやら色々足りていません。
すのこの2段ベッドだったのですが、マットレスがないのです。
すのこの上に薄いブランケットのようなものが敷いてありました。
「あのー、この上で寝るんですか?」
とAさんに尋ねると、とりあえずはこれでお願いしますとのこと。
さらに掛け布団もないことに気づき、これもAさんに尋ねると
「あ、じゃあこれ使ってください」
とのことで渡されたのは飛行機の機内で渡されるブランケットでした。
上も下もブランケット・・・
ブランケットのサンドイッチ。
さすがに人生初の経験です。
これも今文句を言ってもはじまらないし、とりあえず疲れがMAXだったため、すのこ上にブランケットサンドイッチで寝ることにしました。
背中がまあ痛い。しかもすのこが隙間大きめだったため、体が少し間にめり込むような感触もあります。
だいたい下の写真のような感じです。これも実際の写真ではありませんが、ほぼ実物に近いです。
「これ床で寝たほうがまだマシだったんじゃないか?」と思えるくらい最低の寝心地でした。
香港到着から2時間くらいで何とも幸先のいいスタート 笑
初の海外チャレンジでぼくは本当に人生を変えられるのか!?
次回以降で香港での生活や仕事、チャレンジ等々をお話ししていきたいと思います。
乞うご期待。
それでは今日も素敵な1日を。
たきまなぶでした。