会社でいじめられた時の話②
おはようございます!たきまなぶです。
前回は会社でいじめを受けたときのエピソードをお話しさせていただきました。
今回はその時の結末と、いじめを受けたときの注意点や対処法、そして辛い経験は必ずあなたの人生をよりよくしてくれる。というお話しをさせていただきたいと思います。
目次
- なぜいじめられたのか(前回)
- どうやって気持ちを切り替えれるようになったか(前回)
- パワハラ上司の結末(今回)
- 反省点といじめらたときの対処法(今回)
- 無理なら逃げてもいい(今回)
3.パワハラ上司の結末
結論からお話しすると、この上司はその後ある問題を起こして会社を退職しています。ほぼクビに近い形です。
ぼくはこの上司とは2年間一緒に仕事をしていましたが、上司の転勤により離れることができました。
転勤の話を聞いた時は嬉しすぎて家で1人祝杯を挙げたことを今も覚えています 笑
その後転勤先の支社でも仕事をしなさすぎてメンバーからクレームが入り、更に異動。その移動先で問題を起こし退職といった流れです。
ぼくは決してこの人に不幸になってほしいとか、今も恨んでいるといったことは一切ありません。ただ人を軽んじれば自分に全部返ってくるということはこの人を通じて学ばせていただきました。
4.反省点といじめらたときの対処法
ぼくはいじめはいじめる側が100%悪いと考えています。なぜなら相手がどんな性格でも、どんなに仕事ができなかったとしても、相手をいじめていい理由にはならないからです。相手に嫌な点があれば、話し合う、指導をする、解決策を一緒に考える、距離を置く等、多くの方法があります。相手にも人権があり、いかなる場合でもそれを侵害していい理由にはなりません。
とはいえ、当時ぼくにも至らなかった点や反省点は多々ありました。
- 結果を出すことだけに集中すればよかった
- 自分の意見はきちんと伝えるべきだった
- 誰かに相談をすればよかった
- 相手との距離をもっと置けばよかった
- 相手が自分をどう評価するかはぼくの課題ではないと認識すればよかった
等々、上げれば他にもきりがないくらいあります 。振り返ると当時のぼくは本当にダメ社員でした 笑
とはいえ、実際いじめにあっている最中はこんなことを考える余裕もないし、結果を出してやろう!といったモチベーションを持ちづらいということも重々承知しています。
ぼくの一番の反省点としては、「自分の意見を伝えるべきだった」という点です。言い争いをしろというわけではもちろんありませんが、相手の言うことにただ従っているだけだとほぼ間違いなくいじめはエスカレートします。
いじめてくるような人に心の強い人は間違いなくいません。何も言ってこない人をターゲットにします。
もし今いじめを受けている方がいらっしゃれば、とても勇気のいることかもしれまんが、自分自身のために「嫌なことは嫌」と伝える勇気を持ってほしいなと思います。
もう1つは、「きちんと誰かに相談すればよかった」という点です。当時ぼくの会社にはパワハラを受けた場合に相談をする機関がきちんとありましたし、後々上の方から「(いじめの件について)なんで早く相談してくれなかったんだ?」と言われました。
当時ぼくは「自分が仕事ができないのが全て悪い」と考えていたため、相談をすることが悪いと考えていました。
実際は全くそんなことはありません。仕事ができるかどうかと、いじめられても仕方がないかどうかということは全く別問題です。
相談できる機関や、相談できる役職者の方がいない場合は、身近な信頼できる人に話を聞いてもらうだけでも心に余裕が生まれ、それだけでも1人で抱えるより精神的な負担は全然違うと思います。
5.無理なら逃げてもいい
これはタイトルの通りです。日本では耐えることが美徳とするような風潮もありますが、ただ耐えることで心が病んだり事態が悪化するケースも多くあります。
本当に無理なら逃げてもいいと思います。人生いつからでもどうとでもなります。
ぼくは過去に3回うつになり、社会人になってから20代の半分くらいはニートかパートタイマーでした。
それでも今はフリーランスのエンジニアとして人生をとても楽しんでいます。
そして今職場や学校等でいじめを受けたり、人間関係で苦しんでいる方にお伝えしたいのは、「この経験が大きな財産となる」ということです。
ぼくの場合はこのいじめを乗り越えたことによって、精神的にとても強くなりました。いじめの後もたくさん辛いことはありましたが、それでも「あの頃に比べたらなんて事はない」と思えるようになりましたし、辛いことを受け入らえる強さが身に着くと人生がかなり楽しくなります。
辛い渦中にいる方はなかなかそこまでは思えないかもしれませんが、今の辛さは必ず乗り越えられるときがきます。その時がある日突然やってくるときもあれば、徐々に良くなっていくこともあるでしょう。
間違いなく言えることは、今の苦しみを越えた先で新しい自分が待っています。
そしてその辛い経験は、いつかきっとまた他に苦しんでいる方の力になります。
実は楽しいことだらけのこの人生、一緒に楽しんでいきましょう。
それでは今日も素敵な1日を
たきまなぶでした。