個人のホームページ運営に代行業者は必要?運営代行を実際に行っているプロが暴露します
はじめに
こんにちは。シレクリ立川です。
ぼくは個人でホームページやネットショップ、LP等の制作、運用支援を生業としています。
ぼくと同じく個人事業主の方で、自社のホームページをお持ちの方は数多くいらっしゃると思います。
ホームページ制作を制作会社に頼むと、運営管理費として月々数千円〜数万円かかるケースが多いです。
ですが実際にこれは必要なのか?不必要なコストをかけていないか?逆にどんな場合には必要なのか?を見ていきたいと思います。
個人事業主は多くの場合、資金が潤沢にあるわけではありません。
必要なところに必要な分だけコストをかけ、無駄なコストはしっかり省いていきましょう。
そもそもホームページ運営の運営代行って何をするの?
一概にホームページ運営といっても様々あります。
様々なホームページ運営代行サービスを調べてみた結果、ここではざっくりレベル別に分けると下記のような形になります。
レベル1 | サーバー、ドメイン、SSLの管理 |
レベル2 | 写真や文章の修正、差し替え、システム保守・管理・メンテナンス |
レベル3 | サイトの分析・改善提案、集客支援 |
個人事業主の方でHP運営を外注されている場合、レベル3のサービスを利用してるケースはほとんどなく、ほとんどがレベル1か2だと思います。
結論を言うと、レベル1、2の内容ならばほとんどの方が運営代行は不要です。はっきり言って自分でできるレベルだからです。
不要な保険に入っているのとほとんど同じです。
パソコンやWebにあまり詳しくない方からすると、サーバー、ドメイン、SSL、システムメンテナンス等と聞くと、専門知識が必要で、外注は必要経費と感じるかもしれませんが、個人事業主の方が運営する範囲において、これらは難しい専門知識は必要ありません。
私はこれまで100社くらいのホームページを作ってきましたが、ぼくのお客様の場合はレベル1、レベル2程度の内容は、大半の方がご自身でできています。
ホームページ運営を外注するといくらかかる?
もちろん運営会社によって異なりますので一概にはいえませんが、だいたい下記が価格のレンジとなります。
レベル1 | 月額5,000円〜10,000円 |
レベル2 | 月額10,000円〜30,000円 |
レベル3 | 月額50,000円〜 |
実際に自分で運営を行なった場合の費用は下記になります。
サーバー代:月額1,000円〜1,500円
ドメイン代:月額100円〜300円程度(ドメイン名や販売業社によって異なります)
SSL:無料(有料のものもありますが、個人の運営の範囲では無料のもので十分です)
つまり、高く見積もっても月額2,000円弱程度となり、代行を外注する場合に比べ、年額40,000円近くも安くなります。
たかだか月数千円程度、と思う方もいらしゃるかもしれませんが、事業運営においてランニングコストを軽視するのは死に直結します。
ホームページは基本長年利用するものです。チリも積もれば山となり、やがて膨大なコストとなります。
外注費用を払って入るけど、たまにメンテナンスや修正・追加をしてもらう程度、という場合はすぐに見直しましょう。
ホームページ運営代行はどんな人に必要?
結論から言うと、全くPCやWebが使えない方か、ホームページで「集客をしたい」、「リピーターになってくれるファンを増やしたい」といったような、ホームページを事業に本格的に活用したいという方になります。
前者の場合、そもそもホームページを作ろうという発想がない方が大半です。私の過去のお客様には、ご年配の方含め、ホームページを作りたいけどPCが全くできないという方は一人もいなかったので、今回は割愛します。
前述の通り、個人事業主規模のビジネスにおいて、何をしているのかよくわからないメンテナンスや、簡易的な修正・追加に月数千円も払う必要はありません。
HTMLやCSS等のコンピューター言語がわからないという方でも、文章や写真の変更、追加程度であれば専門知識がなくても対応が可能です。
それでもいきなりHTMLに触れるのは確かにリスクがあります。
そのため、知識がある知人に一度自社サイトを見てもらい、有償で修正・追加マニュアルを作成してもらうのも一つの手です。
周りに詳しい方がいない場合は、ココナラやランサーズ等のクラウドソーシングで依頼をすれば、数千円程度でマニュアルを作ってくれると思います。
レベル1、レベル2程度のサポートしか受けていない方は、可能であれば、今後のためにも自社で対応をしましょう。
運営代行を活用した方がいいケース
ホームページを積極的に活用したい方は、ある程度コストをかけてでもアウトソーシングをした方がいいと思います。
なぜならWebサイトを本格的に活用する場合は、どうしても中長期での取り組みが必要となります。地道にユーザーニーズがあるコンテンツを調査し、作り続ける必要があるためです。
例外はありますが、基本的にはこれを中長期で継続する必要があります。
YouTuberが軌道に乗るまでに何十本、何百本も動画を出し続けなければならないのと似たようなイメージです。
コンテンツ作りが好きな方はいいですが、本業をやりながらだと現実的にかなり難しいため、専門的なアドバイスやサポートをしてくれるパートナーがいた方がいいということです。
この場合、通常月5万以上はかかりますが、しっかり軌道に乗せられれば十分回収できる投資になります。
まとめ
ホームページ制作を制作会社に依頼した場合、多くの方は月々の運営費をお支払いされているかと思います。
私も一経営者としてよくわかりますが、無駄なコストというのはじわじわと経営を圧迫します。
貴重な資金です。本当に必要なことにお金を投資し、不要な出費はどんどん削っていきましょう。
本気で自社サイトを活用したいという方は、ぜひ弊社サービスの「Web担当代行サービス」をご検討ください。相談は無料ですし、もちろん相談のみでもOKです。お気軽にご連絡だくさい。
それではまた!