儲からないカウンセラーの特徴6選
メンタルの病がとても身近なものになってる現代社会、
「カウンセラーとして人の役に立つ仕事がしたい」と考えてる人はとても多いと思います。
しかし、カウンセラーって稼げるのだろうか?カウンセラーになっても低収入だったらどうしよう。
と不安になる方も多いのではないでしょうか。
実際に下記のような平均年収373万円とう情報もあります。
カウンセラーの仕事の平均年収は約373万円。日本の平均年収と比較すると低い傾向にあります。
引用元:求人ボックス 給与ナビ
月給で換算すると31万円、初任給は21万円程度が相場のようで、アルバイト・パートや派遣社員では平均時給がそれぞれ1,094円、1,392円となっています。
実際にぼくが日々様々なカウンセラーさんとお話をさせていただいていても、稼げている人は決して多くはないというのが正直な印象です。
ぼくは過去10年の営業経験があり、毎日多くの経営者の方とお話をさせていただきました。
また、現在は自分も一経営者として活動している中で、やはり稼げない人には共通点があると感じます。
多くのカウンセラーさんや経営者と直接話をしてきた経験に基づき、今回は稼げないカウンセラーさんはこんな共通点があるな、と感じた点を6点あげていきます。
なお、今回の記事はあくまでぼくの経験・主観に基づくものという点は予めご留意ください。
潜在意識にお金儲けへの罪悪感がある
本人の意識か無意識かは別にして、心の奥で「お金を儲けること=悪いこと」という考えを持ってしまっていることです。
特にカウンセラーさんは優しい方が多いので、お話を聞かせていただくと、お金を儲けることに心のどこかで後ろめたさを感じていらっしゃる方が多いように思います。
ぼく自身、独立して1年くらいはお客様から報酬をいただくことにどこか罪悪感を感じてしまい、必要以上に低価格でサービスを提供していました。
もちろん当時はいつもお金に困っていました。
ですがあるお客様のホームページを制作させていただいたとき、とても喜んでいただき最初にご提示したお見積の倍の報酬をいただくことができました。
その経験から、お金をいただくことは決して悪いことではなく、お客様に喜んでいただくことで得られる対価だと感じれるようになりました。
あなたのサービスに価値を感じてくださる方に、きちんと正当な対価をいただきましょう。きっと喜んで報酬を出してくださると思います。
安易な値引きや、安売りは不要です。
価値を感じていない方にサービスを提供してもあまり喜んでもいただけないでしょう。
お金そのものは善でも悪でもありません。使う人の心で決まります。相手を騙したり、不当な金額を撮るのでなければ、お金を稼ぐことに後ろめたさを感じることは一歳ありません。
投資をケチる
これは単純にお金の面だけではなく、時間や労力といったものも含みます。
ぼくはWeb業界の人間なのでWebの例でいうと、ホームページにさえきちんと投資をしないカウンセラーさんがかなり多いです。
「自分でホームページを作らずプロに依頼しましょう」という話ではもちろんありません。
集客でお困りのカウンセラーさんは数多くいらっしゃいますが、そういった方に限ってホームページが雑につくられているケースが非常に多いです。(もしくは作ってすらいない)
儲かっていないときでも、なんでもかんでもケチっていたら成長は見込めません。お金は良く使う人のところに集まってきます。
もちろん経営において無駄遣いは厳禁ですが、業務を効率化してくれるもの、将来のリターンが見込めそうなものは、今の自分ができる範囲でしっかり投資をしていきましょう。
とにかく損を嫌う
これはぼくが営業マンをしていた頃に特に感じた点になります。
儲かっていない経営者ほど業務効率化や、新しいご提案に対して否定的な態度をとります。
「お金がないから投資ができないんでしょ?」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
確かにそれはその通りなのですが、そもそも新しい取り組みにほとんど興味関心すら示さない、または否定から入る、という方が大半でした。
逆に儲かっている経営者の方は、新しいことや、新たなチャンスにつながりそうな話には、まず興味を持って話を聞いてみる、という姿勢を持つ方が多くいらっしゃいました。
人は得をすることよりも損をする方を嫌がるの傾向があるということは、プロスペクト理論という行動経済学の理論で証明されていることではありますが、失敗を避けてばかりいては成功は絶対にあり得ません。
今の自分が取れる範囲のリスクをしっかり見極めて、それを取っていくことが大切だと思います。
マーケティングの考えがない
これは過去の記事でも何度も言及している内容にはなりますので、細かい説明は省きますが、「差別化」のポイントが曖昧ということになります。
詳しくはこちらの記事で紹介をしておりますので、興味のある方はぜひご一読ください。
専門知識や技術がある人が稼げると勘違いをしている
スキルが高いことと、儲かるかどうかは必ずしもイコールの関係にはありません。
専門知識や技術が高くても儲かっていないカウンセラーさんは案外多くいらっしゃいます。
カウンセラーさんだけでなく、ぼくがいるWeb制作の業界でもそうですし、その他の業界でも同様です。
先に言っておくとスキルが低くてもいい、というわけではもちろんありません。
プロとしてスキルを磨き続けることは当然必要ですし、報酬をいただいて仕事をする以上、スキルは高い方が絶対にいいです。
ただスキルが高いかどうかと、しっかり集客ができるかどうかはまた別な問題だということです。
例えば美容院で考えてみた場合、
- 技術は高いけど美容師さんが無愛想で雰囲気の悪いお店
- 技術はそこそこだけど美容師さんが笑顔で明るく、とても話しやすい
1番と2番の美容院どちらにまた行きたいと思うでしょうか。
おそらく多くの方が②の美容院に行きたいと考えるのではないでしょうか。
つまり、専門知識や技術は大切ではあるものの、儲かるかどうかの観点で言うと一つの要素にすぎない、ということになります。
判断・行動が遅い
これはカウンセラーさんに限った話ではもちろんありません。
過去様々な経営者の方々とお話しさせていただくと、業績のいい企業の経営者の方は、ほぼ例外なく判断・行動が早かったです。
皆スピードを大切にされていました。
そういう方は忙しい中でも、むしろ忙しい中だからこそ判断から行動までのスピードが早いです。
逆に経営があまり上手くいっていない経営者の方は「結論を出すのが遅い」という共通点がありました。
何も考えずに闇雲に行動してしまうのも問題ですが、仕事でも経営でもスピードはとても重要です。
著名な経営者も皆スピードをとても大切にしています。Microsoftの創業者ビル・ゲイツもスピードについてこんな発言をしてます。
スピードこそが企業にとって最も重要になる。
ビル・ゲイツ
まとめ
今回は儲からないカウンセラーの特徴としてぼくのこれまで多くのカウンセラーさんや、経営者の方と接してきて感じたことを述べさせていただきました。
今回の記事が何か少しでもヒントになれば幸いです。
それではまた!