集客がうまくいかないカウンセラーの特徴5選
集客でお悩みのカウンセラーさんはとても多く、過去実際に私が話してきたカウンセラーさんの中にも数多くいらっしゃいました。
そんな方々に共通しているな、と感じたポイントを今回はご紹介いたします。
これらは当てはまっているから悪い、ということではもちろんなく、集客でお困りのカウンセラーさんがご自身の問題点を発見し、改善していっていただくための内容になります。
ご自身に当てはまると感じた箇所があれば、むしろ集客ができるようになるチャンスです。
改善点がわかればあとは実践するだけ。
ではさっそく見ていきましょう。
顧客視点が不足している
カウンセラーさんの場合、営業やマーケティングの経験がない方が多いためか、顧客視点が不足しているなと感じる方が正直多いと感じています。
特にホームページを見るとすぐにわかります。
例えば下記のようなケースになります。
- 文章がわかりにくい
- 専門用語を多用している(顧客にはわかりづらい単語が並んでいる)
- 顧客が求めている情報がない
- 客観性がなくカウンセラー目線で作られている
- 書いてある文章に共感できない
- カウンセラーの情熱が感じられない
- カウンセラーの写真がよくない
- カウンセリングルームのルールを明文化していない
といったケースが挙げられます。一言でまとめると「わかりにくい」ホームページであるということです。
上記のようなホームページを作っている場合、ホームページ制作のスキルの問題ではなく、顧客を想像して作っていないことが原因です。
顧客がどんな人なのか、どんな悩みを抱えているのか、どんな情報が事前にわかると安心するのか、考えに考え抜きましょう。
ポイントは、中学生が見てもわかる表現にすることです。
集客=売り込み=悪と考えている
仕事で営業経験はなくても、営業をされたことのあるカウンセラーさんは多いと思います。
営業というと、「こちらがいらないもを売りつけてくるもの」と考える人も多くいらっしゃるかもしれません。たしかに営業にはそういった一面があり、迷惑な売り込みをしてくる業者も数多く存在します。
しかし営業活動や集客活動とは、本来困っている人を満たす活動です。
例えばあなたが脚を骨折して動けないときに、宅配の食事サービスの営業がきたら話を聞きたいと思いませんか?
骨折などはしてなくて、料理が大好きな人であればもちろん不要なサービスとなります。
このように同じサービスでも不要と感じる人、必要としている人両方必ずいます。
営業活動や集客活動とは、このような必要としている人にサービスをご紹介する活動です。
その過程で不要と感じる人にも必ず遭遇します。むしろ必要としている人に出会う確率の方が低いでしょう。
だからこそ、あなたのサービスを必要としている出会えたときに「この人のために頑張ろう」と心から思えますし、営業や集客の楽しさや感動があります。
集客はこちらから動かなければうまくいくことは基本ありません。しかし、この営業=悪という認識を無意識にしてしまっている人は案外多く、これでは一歩がなかなか踏み出せません。
ぼくの10年以上の営業経験から言えることは、断られることは誰でもある程度慣れます。
ぼくは元々内気なタイプで営業が大の苦手でしたが、それでも断られることに免疫がつき、営業して断られてもほとんど気にならなくなりました。
あなたのサービスを必要としている人のために、断られることは前提で積極的に活動していきましょう。
専門知識やスキルがあれば集客ができると考えている
SNSを見ていると、ココナラやSNS等で活動しているカウンセラーさんを批判している心理士さんを時々見かけます。
臨床心理士や公認心理師といった資格を持っていない方や、自分より専門知識が劣っている方がカウンセリングで儲けていることに不満を感じていらっしゃるようです。
本音はただの嫉妬心だとは思いますが、今回そこは置いておいて、こういう方はカウンセリングのスキルとマーケティングのスキルをごちゃまぜに考えています。
カウンセリングの専門スキルの高さと、集客できるかどうかははっきり言って別問題です。
もちろんカウンセリングのスキルが低くてもいい、というお話ではありません。
しかしここは別なスキルが必要、ということはしっかり認識しておく必要があります。
集客できるかどうかは、マーケティング力、ブランディング力が物を言います。これはカウンセリング業界に限らず、どの業界でも言える話です。
髪を切りに行く時、技術の高い美容師がいるお店が必ず流行るとは限りませんし、美味しい飲食店が潰れるケースも枚挙に遑がないほど多くあります。
重要なことは「顧客が求めていることを提供しているかどうか」です。
言いかえれば、技術や知識ばかりに目がいく人は、自分のことしか見えていません。
常に「顧客は何を求めているのか」を考え抜いていきましょう。
そもそも集客のことを考えていない
まず集客ができない一番の原因としては、あなたのサービスのクオリティの問題ではなく、あなたやあなたのカウンセリングルームのことをお客様が知らないからです。
お客様が実際にあなたのサービスを利用するまでには、下記の5つのステップがあります。
- 認知する
- 興味を持つ
- 比較検討
- 意思決定
- サービスの予約をする
つまり、何よりもまず①認知の段階をどうにかクリアしなければなりません。
当然の話ですが、どんなにニーズがある人でも、知らないサービスは使いようがありません。
ホームページをつくった、SNSをはじめた、ブログをはじめた、程度では当然認知は全くしてもらえません。
一定の認知をしてもらうには、これらを継続して続けていく必要があります。すぐに簡単に成功する、ということはほぼ間違いなくありません。
ですが大半の人はこの継続ができないため、ここを粘り強く続けていけば集客は必ずできるようになります。
カウンセラーさんの具体的な集客の方法は下記の記事で紹介しておりますので、ご興味のある方はぜひこちらもご一読ください。
ターゲット層を見極めていない
カウンセリングを必要とする人々の中にも、悩みの種類や背景などによって異なるニーズを持つ人がいます。
ターゲット層を特定し、ニーズに合わせたサービスを提供することで、より効果的に集客することができます。
詳しくは、下記記事でご紹介をしておりますので、ぜひご一読ください。
まとめ
これらの特徴を把握し、改善策を考えることで、集客が改善され、カウンセラーとしての成功に繋がる可能性がぐっと高くなります。
集客で悩むカウンセラーさんは多いものの、集客のお悩みはカウンセラーさんだけの特有のものではなく、数多くの事業主の悩みでもあります。
悩む人が多いと言うことは、多くの人が解決をしてきた問題でもあります。あなたにも必ず解決できます。
試行錯誤を重ね、あなたが集客に困らない人気カウンセラーとなることを心より願っています。
ぼく自身一事業者として、集客はもっと力を入れていきます。一緒に頑張っていきましょう!