SEO業者の営業電話、契約して大丈夫? よくあるトラブル事例と失敗しないための『3つの質問』

「御社のサイトを検索1位にできます」
「今なら初期費用は無料です」
こんな営業電話、受けたことはありませんか?
売上を伸ばしたい。
Web集客を強化したい。
そう考えているタイミングでこうした提案を受けると、つい話を聞いてしまうのは自然なことです。
しかし、Webマーケティング会社の経営者として言えることは、
「電話営業が中心のSEO会社とは、慎重に向き合うべき」というのが私の意見です。
なぜなら、SEO業界には今もなお「契約トラブル」や「成果が出ないまま費用だけ払うケース」が少なくないからです。
この記事では、
- よくあるSEO契約トラブル事例
- 契約前に必ず確認すべき3つのポイント
- 相手の実力を一瞬で見抜く「魔法の質問」
を、できるだけわかりやすく解説します。
契約書にハンコを押す前に、ぜひ最後まで読んでみてください。

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資料をダウンロードするそもそも、なぜSEO会社から営業電話が来るのか?

ここで少し視点を変えて考えてみましょう。
なぜSEO会社は電話営業をしてくるのでしょうか。
「営業してくる会社=怪しい」と言いたいわけではありません。
実際、どんな業界でも営業活動そのものは普通のことですし、優秀な会社でもアウトバウンド営業を行うケースはあります。
問題なのは、営業しているかどうかではなく、営業に依存しているかどうかです。
本当に成果を出している会社は、
- 紹介
- 口コミ
- Webからの問い合わせ
- 既存顧客からの継続契約
こうした複数のルートから仕事が入ってきます。
つまり「営業以外の集客導線」も持っています。
一方で、
- テレアポが主な集客手段
- 電話営業がほぼ唯一の新規獲得チャネル
- 常に新規契約を取り続けないと回らない
このような 営業頼みのビジネスモデルになっている会社は注意が必要です。
なぜなら、構造上どうしても
- 実務力より営業力
- 継続より契約数
- 品質より件数
に偏りやすいからです。
つまり、「営業している会社」ではなく「営業に頼らないと案件が取れない会社」こそ警戒すべき
ということです。
営業電話を受けたときは、
「この会社は他にどんな集客経路を持っているのか?」
「紹介や実績でも選ばれている会社なのか?」
という視点で見てみると、本質が見えてきます。
この一歩引いた視点を持つだけでも、不要な契約を避けられる確率は大きく上がります。
事前に知っておきたい「よくある3つのトラブル事例」

すべてのSEO会社が悪いわけではありません。
しかし、契約内容や成果の認識違いによるトラブルが実際に発生しているのは事実です。
国民生活センターや法律相談サイトには、SEO契約に関する相談が継続的に寄せられています。
ここでは、実際の相談・事例をもとに、代表的な3つのケースをご紹介します。
①「いつでも解約OK」と言われたのに、解約ができなかった
電話営業ではよく、「効果がなければすぐ解約できます」と説明されることがあります。
しかし実際には、
- 自動更新条項が入っていた
- 違約金が発生した
- 残り期間分を一括請求された
といったケースも珍しくありません。
事業者間契約(BtoB)では、クーリングオフが原則適用されないため、口頭説明より「契約書の内容」が優先されます。
実際に、弁護士ドットコムの相談掲示板には、
「SEO対策の契約解除を申し出たら、途中で解約すると違約金が発生すると言われた」
(原文一部抜粋)
といった投稿が見られます。
引用元:弁護士ドットコム(SEO契約解除の相談)
https://www.bengo4.com/c_1015/c_1878/c_1253/bbs/seo%2B%E5%A5%91%E7%B4%84%E8%A7%A3%E9%99%A4/
このように契約解除条件が曖昧なまま契約してしまうと、あとから思わぬ負担につながるケースがあります。
②「検索1位になった」のに売上が増えなかった
「1位にします」という提案は一見魅力的です。
しかしSEOで本当に重要なのは順位ではなく、売上や問い合わせといった事業成果です。
実際、法律相談サイトには、
SEO対策の依頼をしたが、問い合わせがほとんど来ないため困っている
(原文一部抜粋)
という相談も投稿されています。
引用元:ココナラ法律相談(SEO契約トラブル相談)
https://legal.coconala.com/bbses/5923
よくあるのが、
- 検索数の少ないキーワードで1位
- ニッチすぎる言葉で上位表示
- そもそも顧客が検索しないワード
こうした順位だけ達成のケース。
これでは、「看板だけ立派でお客さんが来ない店」と同じです。
順位=成果ではありません。
③ レポートは届くが、具体的な作業内容が不明
月額制SEOでよくあるのが、
- 順位レポートだけ送付
- テンプレ資料のみ
- 何を改善したのか説明なし
というケースです。
実際に、
SEO会社から具体的な改善内容の説明がなく、何をしているのかわからない
(原文一部抜粋)
という相談も複数見られます。
引用元:弁護士ドットコム(SEO関連相談一覧)
https://www.bengo4.com/c_1009/c_1410/bbs/seo%2Bseo%E8%A9%90%E6%AC%BA/
さらに、SEO施策の実施内容を巡ってトラブルになり、「何をやったのか説明できず裁判に発展した事例」も存在します。
引用元:IT法務相談トラブル解決サイト(SEO対策契約の裁判例)
https://it-law-office.jp/20240306/534/
SEOは本来、
- どのページを改善したのか
- どんな施策を行ったのか
- なぜその施策を行ったのか
が明確であるべきです。
「中身が見えないSEO」は、最もリスクが高い契約形態と言えます。
SEO業者選びで失敗しないための「3つの質問」

では、実際にどうやって見分ければいいのでしょうか?
SEOは専門用語が多く、「なんとなく良さそう」に見えてしまう分野です。だからこそ、知識ではなく「質問の仕方」が重要になります。
ここでは、Webの専門家でなくても判断できる誰でも使える3つのチェックポイントをご紹介します。
商談や営業電話の際に、そのまま使ってみてください。
この3つに明確に答えられない会社は、正直おすすめできません。
①「具体的に何をするのか?」を必ず聞く
まず最初に確認すべきはこれです。
「具体的にどんな作業を行い、何をどう改善するのですか?」
実は、ここに答えられないSEO会社は案外多いです。
よくある曖昧な説明は、
- 「内部対策を強化します」
- 「外部対策を実施します」
- 「最新のSEO施策を行います」
正直、これでは何も言っていないのと同じです。
例えば、本当に実務をやっている会社なら、こんな回答になります。
良い回答例
- タイトルタグを全ページ最適化します
- 既存記事を月5本リライトします
- 競合調査を行い、新規記事を月8本作成します
- 表示速度を改善します
- GA4でCV計測を設定し、改善提案します
「作業内容が具体的」なのがポイントです。
一方で危険なのは、
ダメな回答例
- 「企業秘密です」
- 「独自ノウハウです」
- 「お任せください」
これは「実務がない or 説明できない」サインです。
SEOは魔法ではなく、地道な作業の積み重ね。内容を説明できない会社に成果は出せません。
② 契約終了後に資産が残るか?
これは、個人的に失敗しないための最重要ポイントだと思っています。
「契約終了後も、施策は自社に残りますか?」
この質問をしてみてください。
本来のSEOとは、
- 記事
- コンテンツ
- サイト改善
- ノウハウ
が 「資産」として積み上がっていくものです。
例えば、
- 100本の記事が残る
- 検索流入が安定する
- 自社で運用できるようになる
これが健全なSEOです。
一方で、要注意なのが「賃貸型SEO」。
例えば、
- 契約終了と同時にリンク削除
- 外部サイト頼みの順位
- 業者をやめた瞬間に順位がゼロ
こういうモデルです。これは例えるなら、
家賃を払い続けないと追い出されるレンタル集客
長期的に見ると、ずっとお金を払い続けるだけになります。
良い回答例
「記事・コンテンツはすべて御社の資産として残ります」
「運用ノウハウも共有します」
危険な回答例
「契約終了後は保証できません」
「独自ネットワークなので開示できません」
この差は、とても大きいです。
③ 順位ではなく「売上」の話をしてくれるか?
3つ目の質問は、
「その施策で、売上はどれくらい増える想定ですか?」
これはかなり効きます。
なぜなら、多くのSEO業者は「順位」の話しかしないからです。
でも、経営者が欲しいのは順位ではありませんよね?
欲しいのは、
- 問い合わせ
- 見込み客
- 売上
- 利益
のはずです。本当に優秀な会社は、こういう話をします。
良い会社の例
- 月間検索数:3,000
- 1位想定流入:900
- CV率2% → 月18件
- 成約率30% → 5件
- 客単価50万円 → 月250万円
ここまでシミュレーションしてくれます。
一方で、
ダメな会社の例
- 「とにかく1位にします」
- 「順位が上がれば売上も上がります」
これは根拠ゼロです。順位=売上ではありません。
SEOは経営数字から逆算して設計するものです。
この視点がない会社は、単なる「順位屋」です。
この3つに答えられない会社はやめてOK
まとめると、
- 何をやるか具体的に説明できる
- 契約後も資産が残る
- 売上の話ができる
この3つを満たせば、かなり安全です。
逆に言えば、1つでも曖昧なら契約しない方が無難です。
焦って決める必要はありません。
本来のSEOは「積み上げ型」。長期的に見て、自社に何が残るのか。この視点で考えることがとても重要です。

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「30万円」と「200万円」の見積もりの違いや、採用コストを削減した事例など、現場のノウハウを凝縮しました。
資料をダウンロードするまとめ
SEO業者を使うこと自体は、決して悪い選択ではありません。
専門家に任せることで、時間を買えるのも事実ですし、自社だけでは難しい改善が進むこともあります。
問題は、「良い業者かどうかを判断できないまま契約してしまうこと」です。
多くの中小企業では、社内にWebの専門家がいません。
その状態で営業トークを聞くと、
- なんとなく良さそう
- 専門用語が多くて判断できない
- 急かされて契約してしまう
こうした流れになりがちです。
これが、そもそも失敗の最大の原因です。
だからこそ大切なのは、契約前に第三者の目を入れること。
医療でいうセカンドオピニオンと同じです。
- 提案内容が妥当か。
- 費用は適正か。
- 本当に売上につながる施策か。
- リスクのある契約条項はないか。
一度冷静にチェックするだけで、無駄な出費やトラブルはほぼ防げます。
もし今、提案書や見積書に少しでも不安があるなら、契約前に一度ご相談ください。
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