香港チャレンジ回想録㉚ 現役大学生現る
おはようございます!たきまなぶです。
前回は香港城市大学で講演をさせていただいたエピソードをお話しをさせていただきました。
今回はまた新たな仲間が加わったお話しをさせていただきたいと思います。
- 最年少インターン生やって来る
香港での事業も少しずつ盛り上がってきたある日、Aオーナーから連絡が入りました。
また新たなインターン生がやってくるので受入をお願いしたいとのこと。もはや完全丸投げ 笑
そしてなんと今回は現役大学生。ガチのインターン生です。春休みを利用して1か月間香港で学ぶとのこと。
さっそく空港に迎えに行き、本人に会ってみると見た目はちょっとチャラ男でしたが話してみるとマジメな好青年でした 笑
- 決意
ぼくはこのとき1つ決意をしていました。
それは「本当に香港で成長できた。ここに来てよかった」と思ってもらえるプログラムにしようということです。
過去の記事でお話しいたしましたが、2人のオーナーが作ったこのプログラムは欠陥だらけで、辞めた人皆不満を持って去っていきました。
若き彼にはぼくたちと同じ思いだけは絶対にさせたくないという強い思いがありました。
幸いぼくたちが香港に来たときと違い、今は現地で手掛けているコミュニティや事業があります。これらを活用して充実した1か月間にしてもらおうと1人決意しました。
- さっそく実践
新インターン生の彼は21歳の大学3年生。関西から来ており、就職活動を始める前にインターンにチャレンジしてみようと思い香港に来たとのこと。
彼には
- テレアポ
- Japan Cafeのイベント運営
- 経営の研修
上記3点が主なプログラムとなりました。
テレアポをあえて入れたのは新規開拓営業の大変さを経験することは必ずいい経験になると思ったからです。
素直な彼はどれも主体的に取り組んでくれました。テレアポはFさんがマンツーマンで教え、トークもどんどん上達し、Japan Cafeでは積極的にメンバーの方々とコミュニケーションを取り、すぐに仲良くなっていました。
また、ぼくとマンツーマンで行った経営の研修も、学びたいという姿勢が伝わってきました。
- 嬉しい一言
こうしてプログラムを進めて行く中で彼がふと口にした1言がありました。
それは
「香港楽しいです。まなぶさんやFさんみたいな人に自分もなりたい」とのこと。
この瞬間女子から告白されたかのような気持ちになりました 笑
今までは不満やグチばかりが横行し、ほとんどの人が辞めていったこのプログラム。
これまでの過去を考えるとこんな風に思ってくれる人がついにでてきたかと本当に感動しました。頑張ってきてよかったと心から思えた瞬間でした。
後日談ですが、彼は帰国後誰もが知る大手IT企業への就職を勝ち取り、数年後SNSで結婚報告を見たところ、奥さんがマジで美人でした 笑
彼の活躍を見るとぼくも嬉しくなりました。
- 今日のまなぶ
彼と接する中で「素直さ」の大切さを改めて学ばせていただきました。当然自分で思考することは大前提ですが、愚痴や文句を言う前に「愚直に実行してみる」そしてそこから考え、改善していく姿勢の大切さを、ぼくとFさんの言うことを素直に実行し、成長していく彼を見て学ばせていただきました。
つづく
今日も素敵な1日を。
たきまなぶでした。