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お酒とうつについて考える

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おはようございます!たきまなぶです。

前回はうつ病の治療と運動を兼ねて始めた散歩が行き過ぎて遭難したお話しをさせていきました。今回はちょっと重めのテーマとなりますが、ぼくがこの時点(2012年)2度経験したうつ病とお酒についてお話ししていきたいと思います。

・飲酒量

ぼくは香港から帰国後も変わらず毎日飲酒をしていました。新卒で入ったブラック企業で心を病み、気を紛らわすためにはじめた飲酒習慣が、4年が経過したこの時も続いていました。

心のどこかでは「お酒控えないとかもな」とわかってはいるのですが、これだけが自分の唯一の楽しみだと言わんばかりに毎日飲んでいました。

飲酒量としては350mlのビール1缶と焼酎200ml程度です。

厚生労働省が定める1日のアルコールの基準飲酒量が20g。下記の表が10gの場合の量となるため、ぼくは1日50~55gくらい接種しており、適量の2.5倍以上飲んでいました。

酒の種類(基準%)酒の量だいたいの目安
ビール・発泡酒(5%)250mL中ビン・ロング缶の半分
チュウハイ(7%)180mLコップ1杯または350mL缶の半分
焼酎(25%)50mL
日本酒(15%)80mL0.5合
ウィスキー・ジンなど(40%)30mLシングル1杯
ワイン(12%)100mLワイングラス1杯弱
厚生労働省 e-ヘルスネットより引用 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-02-001.html

・お酒のリスク

うつと飲酒の相関関係は様々な調査で明らかになっていますが、最も危険なのは「自殺」のリスクです。

正直にお話しするとぼく自身何度か「このまま死のうかな」と自殺を思い立った場面がありました。そんなときは決まって飲酒をしているときでした。

ぼくの周りにもうつ病で苦しんできた友人が何名かいますが、全員例外なく飲酒習慣がありました。

幸い皆実行には移しませんでしたが、全員が自殺を考えたことがあるとも話していました。

・お酒との付き合い

ぼくはこの後もうつ病と飲酒は長く付き合っていくことになるのですが、お酒を止めていたらもっと早くうつ病は治っていたのだろうと思います。

ちなみにうつ病は落ち着いたり再発したりを繰り返し、2015年に完治。飲酒習慣は2019年まで続いていました。

そのため現在は1年以上お酒を断っているわけですが、おかげで心身共にもの凄く快調です。現在のぼくは自己肯定感も高く謎の自信に満ちあふれています 笑

「こんなことならもっと早くお酒を止めていればよかった」と痛感します。

飲み会にはたまに参加しますが、今の世の中は飲酒の強要がかなりなくなってきているため、ノンアルで全く問題ありません。

かつては「お酒だけが唯一の楽しみ」くらいに考え毎日飲んだくれていたぼくですが、今はお酒のない快適さを日々享受しています。

・今日のまなぶ

お酒は適度に付き合える場合、人生を楽しくしてくれるものとなるかもしれません。しかし私のように依存してしまった場合、お酒は「薬物」となります。特に心の病で苦しむ方にとってお酒は毒にしかならないケースが多いのではないかと思います。

お酒で悩んでいる方、心の病を抱えつつお酒が止められない方は「断酒」がオススメです。「禁酒」や「節酒」より間違いなく簡単だからです。

偉そうに言ってぼくも簡単に止められたわけではありません。何度も失敗を重ねてきました。その辺りのお話しはまた別の機会にさせていただきたいと思います。

今日も素敵な1日を。

たきまなぶでした。

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