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フリーランスにホームページ制作を頼むメリット・デメリット② デメリット編

こんにちは。シレオクリエイト立川です。

今日は12/30ということで、今年は帰省される方も多いかと思います。ぼくも今日実家の新潟に帰省する予定です。雪が怖いです。絶対無事故でいきましょう。

というわけで前回に続き、フリーランスにホームページ制作を頼むメリット・デメリットの後編をやっていきます。

今回はデメリット編です。

デメリット

  • 不安定(サポート面)
  • 個人の能力に大きく依存するため、当たり外れがかなり大きい
  • 相性が悪いと激ヤバなことになる
  • マーケティングスキルや営業スキルを兼ね備えているケースはレア

等が挙げられます。それでは体験談も踏まえて1つ1つ掘り下げていきたいと思います。

不安定(サポート面)

フリーランスは1人で行ってるため、サポート体制が安定しません。

急なトラブルに見舞われた際に連絡をしても、「体調を崩した」とか、「家族で旅行に行っています」なんてことはあり得る話です。

「今日は自分は都合が悪いので代わりにこっちに問い合わせてください」なんて窓口を設けているフリーランスはほとんどいないと思います。ぼく自身サポートは全て1人で行っています。

また、個人で運営をしているため、事業自体も決して安定しているとはいえません。

こちらのサイト「フリーランスの廃業を検討している方へ| フリーランスエンジニア向けIT求人・案件サイト 【フリーランススタート】」さんの記事によると、フリーランスの廃業率は

・開業1年後:フリーランスの約30%が廃業
・開業3年後:フリーランスの約65%が廃業
・開業5~6年後:フリーランスの約75%が廃業

なんていう記事も出ています。ホームページを作ってもらったはいいけど、サポートしてくれる人がいない、なんていう事態になる可能性は十分に考えられます。

個人の能力に依存するため、当たり外れがかなり大きい

ここは一番大きいポイントではないかと個人的には考えております。

フリーランスのWEB製作者といっても中身は玉石混合で、制作会社以上にクオリティの高いものを制作できる方もいれば、素人+αくらいの方もいます。

クラウドソーシングなんかでは、「制作をお願いしていた方と連絡がつかなくなった」といったお話もちらほら耳にします。信じ固い話ですが、実際にけっこうあります。

ここはシンプルに制作者のホームページをちゃんと見ることだと思います。大半の場合は制作実績も載っておりますので、その人の作るホームページの傾向性なんかもなんとなくわかります。

フリーランスでホームページ制作をしているのに、自分のホームページを持っていない、もしくは自分のホームページをあまり力を入れて作っていない方も見受けられますが、こういったケースははっきり言って論外です。

自分の専門分野なのに本気を出せない人に自社のホームページをお願いしたいと思いますか?

いい加減な治療をする医者に行くようなものです。

なので制作者のホームページは依頼する前に必ずしっかりチェックしましょう。

また、これは制作会社に依頼する場合にも言えることですが、制作者には必ず得意、不得意分野があります。

ぼくの場合で言うとイラストを描いたり、かわいいデザインでホームページを作ることは非常に苦手です。

そういったご要望をいただく場合は、イラストやデザインは秒で得意な方に外部委託します。

制作者の制作実績を見つつ、自分が欲しいホームページと相性がいいかどうか判断をしていきましょう。

相性が悪いと激ヤバなことになる

これはもうタイトル通りです 笑

相手は個人なので、「担当を変えてくれ!」は通用しません。

話をしてみて「この人全然合わないなー」と感じたら、深入りする前に早めに別の方に依頼しましょう。

代わりの制作者は沢山います。

ここは単純に人間的な相性のお話だけではなく、制作者の方向性と依頼者側の方向性の相性もあります。

例えば制作者がデザインにかなり拘るけど、SEO対策はあまり得意ではなく、依頼者側はデザインよりもSEOを重視している場合、不一致が起こります。

全てを完璧にできる制作者はいないため、正式に発注をする前に、自分の要望は優先順位をしっかりつけて制作者に伝えましょう。

マーケティングスキルや営業スキルを兼ね備えているケースはレア

制作会社の場合、下記のようにそれぞれ専門の担当がいたりします。

  • 発注者と依頼内容の打ち合わせをする営業担当
  • ホームページの計画を立てるディレクター
  • ホームページのデザイン制作にあたるデザイナー
  • ホームページの内容を、コンピューターの言語で記述するコーダー
  • ホームページが設計通りに動くかをテストするスタッフ

ですがフリーランスの場合、これらを全て1人で担います。そのため、「デザインは得意だけどお客様のニーズを引き出すことは苦手」「コーディング無駄なく正確にできるけどwebマーケティングは正直よくわからない」といったケースも往々にしてあり得ます。

むしろ全てできる人の方がレアケースなのではないかと思います。

過去のブログ「自分のサイトが上位表示されるには。SEOを日々研究して思うこと」でも触れましたが、見た目がいいホームページが上位表示されるとは限りません。

制作者が何ができて何ができないのか、しっかり事前に話し合いましょう。

ちなみに「全部できます!」と言ってくる人は疑った方が無難です 笑

デメリットまとめ

個人だからこその「不安定さ」と「1人では対応できる範囲が限定的になる」といった点がデメリットとして挙げられるかと思います。

全体のまとめ

制作会社の方がいい、フリーランスの方がいいといった単純な二元論ではなく、自分の要望内容だと、どちらがいいかを考えて決めることが大切だと思います。どちらに頼めば正解、不正解ということはありません。

それぞれにメリット・デメリットがあります。

また、ホームページの世界は「高いからいいもの」「安いからよくないもの」という世界ではありません。費用の割に微妙なケースがあれば、安価なのにクオリティが高いケースもあります。

ご依頼の際は自分の要望を明確にし、それができる相手なのかどうか事前に制作者としっかり話し合いましょう。

ホームページをご検討の方に何か少しでもヒントになれば幸いです。

それではまた!

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