心理カウンセラーがホームページをつくるにはやっぱりWordPressがいい?
はじめに
心理カウンセラーとして独立または副業を始める際、ホームページを持つかどうかを検討される方が多いのではないかと思います。
個人的にはホームページを持たない理由がわからないと考えていますが、今回はそこは本題ではないため置いておきます。
現在ホームページを作成するサービスは数多くあり、HTMLやCSSといったコンピューター言語の専門知識がなくても作れるようになっています。
こうした数あるサービスの中でもWordPressは大きなシェアを持っており、ホームページを作る際にWordPressの導入を検討される方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は心理カウンセラーがホームページを作る際にはWordPressが本当に必要なのか見ていきたいと思います。
なお、今回はホームページを自分で作ろうと考えている方向けの内容となっておりますので、予めご承知おきください。
最初はWordPressでなくてもいい
先に結論を言っておくと、自分で作る場合、最初に作るホームページはWordPressでなくていいです。むしろ違うサービスの方がいいと思います。
理由1:素人にはハードルが高い
WordPressには【テーマ】と呼ばれるテンプレートがあり、無料のものから有料のものまで、数多くのテンプレートがあります。
このテーマを活用することによりり、Web制作の専門知識がなくてもホームページが作れるようにはなっていますが、素人が簡単にできるかと言うと、そうでもないというのが現実です。
しかもテーマは本当に数多くあり、まず何を選んだらいいのかもわからない、というのが多くの方が通る道です。
苦労してテーマを決めても、ホームページが簡単につくれるというわけではありません。メニューや機能も多く、素人がいきなり手を出しても結局何をどうしたらいいかわからず諦めることになる、ということも十分考えられます。
理由2:サポートがない
制作を進めていくと、途中必ずどうしたらいいかわからない場面に遭遇します。
そんな時、あなたの周りにWordPressに詳しい人がいればいいですが、そうでない方の場合、WordPressにサポートセンターがあるわけではないため、基本は自力で1つ1つ調べていく必要があります。
どうしても解決できない場合はサポートをしてくれる業者に依頼をするという手段もありますが、そこまでしてWordPressにこだわらなくてもいいのではないか、というのが私の意見です。
理由3:WordPressのメリットを生かせない
そもそもWordPressがなぜこんなにも使われているのかというと、自由度の高さと拡張性にあります。
WordPressにはテンプレートも存在しますが、それらを自分で1から作ることもできるため、デザインや機能性の自由度がかなり高いという特徴があります。
そのためプロが制作をする際はWordPressを利用することでよりお客様のニーズに合ったWebサイトを作ることが可能になります。
また、WordPressには「プラグイン」と呼ばれる拡張機能があります。これを入れると、簡単に予約管理システムやアニメーションを導入できる等、かなり多くのことが手軽にできるようになります。
この拡張性もWordPressがよく使われる理由の1つですが、専門知識がない方がはじめてホームページを自分で作る場合、そこまで多くの機能をそもそも必要としないケースが大半です。
このようにWordPressの持つメリットをあまり生かすことができない、というのもオススメしない理由になります。
なにがオススメ?
わかったから何がオススメか早く教えろ!という方、すみませんでした・・・笑
結論から言うとぼくのオススメはWixとJimdoになります。どちらでも構いません。
この2つは私自身何回も制作の経験がある、という点と、HTML・CSSは一切使用しなくても制作が可能とう二点からオススメをしています。
一応言っておくとアフィリエイトではないですし、誰からも1円もいただいていませんのでご承知おきください 笑
それではそれぞれなぜオススメか特徴を見ていきたいと思います。
どちらも私の実体験の感想になります。
Wixの特徴
Wixの特徴はなんと言ってもホームページ制作の専門知識がなくても直感的に制作ができる点です。
画像や「詳しく見る」でよく使われるようなボタン等、各素材の種類も豊富に用意されております。
そのため、ある程度デザインにもこだわりたい方でも対応が可能です。
プランは無料から用意されており、有料版は4つのプランがあります。
無料版と、その次「ドメイン接続」はサイトに広告が表示されてしまうため、あまりオススメはできません。
単純に自社サービスと関係ない広告が表示されるホームページって嫌じゃないですか?
ここを気にするかどうかは制作者ではなく、不特定多数のサイトに訪れる方々になるため、少しの費用でお客様からの信用を落とすリスクを避けられるなら安いものだと考えましょう。
とはいえ、もちろん高額のプランに加入する必要はありません。最初に作成するホームページであれば月額900円のベーシックプランで十分です。
また、スマホ対応のサイトも専門知識がなくても直感的に作成ができます。
ですがぼくが過去Wixで制作を行なってきた中では、スマホ版の制作で比較的バグが多かった印象です。
行なった設定が崩れていたり、何度やっても設定が反映されなかったという現象がしばしば起きました。
Jimdoの特徴
Jimdoの方がWixよりも初心者の方向けだと思います。
理由はWixより素材の幅があまりないからです。
「え、アカンやん」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、制作の際に選択の幅が広いということは、初心者の方にとってはむしろ逆効果です。
よくわからない素材を下手に組み合わせて、見るも無残なサイトになりかねません。
Jimdoは独特なクセがあり、本格的なカスタマイズを行おうとすると正直かなり面倒なのですが、個人の方がスタートとしてホームページを作るにはうってつけのサービスなのではないかと思います。
Jimdoには『AIビルダー』と『クリエイター』という2つのプランがあります。
とにかく簡単にすぐホームページをつくりたい、という方はAIビルダーを、ある程度自分で作り込みたい、という方はクリエイターを選ぶのがいいと思います。
どちらを選ぶにせよ、Wixと同じくスタート段階では最安の有料プランで十分です。
しかもJimdoにはネットショップ機能もあるため、ホームページで何か商品を販売したい、という方にも使えるサービスです。
AIビルダープラン内容
クリエイタープラン内容
WordPressにした方がいいケース
一言で言うと、ホームページをしっかり活用していきたい方になります。
WixやJimdoでも十分それなりのサイトはつくれますが、自由度の高さや機能の拡張性ではWordPressの方が優れています。
そのため、はじめから本格的にホームページを作って集客や情報発信をどんどんしていきたい、ホームページに訪れた方から信頼してもらえるようなしっかりとしたサイトにしたい、という場合はWordPressを使用するのがいいかと思います。
そして、そこまでの思いがあるならそもそもホームページを自作することはオススメしません。
費用をかけてプロにお願いした方がいいと思います。その時間と労力を本業に注ぐためです。
はじめはWixやJimdo等でホームページを作成・運営していき、事業が軌道に乗ってきたタイミングでWordPressに移行する、というのももちろんアリです。
何にせよ、『小さくはじめる』ことが経営の鉄則です。今のご自身の事業規模に合った方法を進めていきましょう。
まとめ
ホームページというとWordPressがすぐ出てきがちになりますが、誰にでもどんな場合にでも当てはまるわけではありません。
ホームページをただ作るだけなら今は本当に誰でも簡単にできるようになっています。
まずはご自身で一度自作をしてみた上で、外注をするかどうかを判断されるのがいいのではないかと私は思います。
外注をする際に、何も知識がないと価格と価値が見合わないものにお金を払う可能性が高くなります。自分で簡単にできることに高いお金を払うことになりかねません。
この記事があなたの事業の何か少しでもお役に立てれば幸いです。
それではまた!