副業から独立するタイミングはいつがいい?再就職手当がもらえないケースもあるので注意
こんにちは。シレオクリエイト立川です。
最近鏡を見てる時に自分の髭に白髪があることに気づき、着実に老いていきてることを身に染みて感じました。
無理に若作りをするのではなく、年相応の「カッコいいおじさん」になっていこうと感じているアラフォーおじさんの今日この頃でございます。
というわかけで今回は、副業をされている方向けに、「独立するタイミングはいつ?」というお話しをしていきたいと思います。
ぼく自身の失敗談を交えてお話しいたしますので、副業をしていて将来的に独立したいと考えている方に何かヒントになれば幸いです。
いきなり結論 いつ独立するかは自分が独立したいと思ったとき
いきなり結論を言うと「自分が独立にチャレンジしたい」と思ったタイミングがベストだとぼくは思っています。
家庭や家計の状況など、人によっては違うため、もちろんこれが絶対の正解というわけではありませんが、一個人の意見として参考にしていただければ幸いです。
独立するには生活費1年分の貯蓄があった方がいいという意見もあります。
もちろん独立すると収入が不安定になりますので、それができる方は生活費1年分くらいの貯金はあった方がいいと思います。
でも実際そんなに貯金ないし、そこまで貯めるにはかなり時間がかかる。そしてそこまで待ってられない。という方もかなり多いのではないのでしょうか。
ぼくは完全にその口でした。
人生いつ何がどうなるかわかりません。自分が「やりたい!」と思った時にそこに全エネルギーを注ぎ込むこと。これが人生を楽しむには大切なことだとぼくは考えています。
今回はあくまで副業をしている人向けの話
ただし上記の話は「現在副業をやっていて、独立に興味がある」方向けのお話しだということは十分にご留意ください。
貯金も経験もなく、ただ勢いで独立する、というのはオススメしておりません。
リスクが大きすぎるからです。経営において大切なことは「勝つこと」以上に「負けないこと」です。
「さっきと言っていることが違うじゃないか」と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、「無謀」と「チャレンジ」は全然違います。
副業である程度の経験と実績を積み、その上で「独立してみたい!」と思ったらそれが「時」だと思います。
雇用保険(再就職手当)は貰えない可能性がるので、過度の期待は注意
今回はここはメインの話ではないため、細かい流れは省きますが、一番やっかいになってくるのは「1年間事業が継続できると証明できるもの」が必要になる点です。
ぼく自身、いやそんなのどうやって証明するんですか?とハローワークの職員に噛み付いたところ、下記のような書類があれば証明書として使えると言われました。
・事務所の賃貸借契約書
・業務委託契約書(1年以上業務が続くと証明できるもの)
ぼくの場合、自宅で仕事をしてますし、業務委託契約書も用意できそうになかったため、どちらも難しいという旨を伝えたところ、3ヶ月分の試算表を用意してほしいと言われました。
そのため、開業届を提出した翌月から3ヶ月分の仕分け入力を会計ソフトに記帳し、試算表を提出しました。
2022年1月22日現在、まだ審査中です。
手当が支給されるかどうかはまだわかりません。結果が分かり次第またご報告させていただきたいと思います。
ちなみにぼくの場合は3ヶ月分の試算表を提出しましたが、ハローワークの職員の方曰く、「この書類なら大丈夫」というものが存在しないようです。
手当がでるかどうかは申請をしてみないとわからず、不確定要素が大きいため、「正直あまり気が進む仕事ではない」とハローワークの職員さんもぼやいていました。
このように業態によっては申請書類を揃えるまで非常に時間と手間がかかる上、手当が支給されるかどうかもわからないため、ここははじめから「もらえたらラッキー」くらいの姿勢がいいのではないかと思います。
独立しても稼げなかったときは
ここは本当に不安になる点だと思います。
ぼく自身web制作での仕事は最初全然とれず、毎日がんばって営業しても月2万円くらいしか稼げませんでした。
だんだんと貯金が減っていく不安感はたしかに気分がいいものではありませんでした。
でも振り返って思うのは、そういうやらざるを得ない環境下にいると自然と頑張るということです。
あえてやらざるを得ない環境に自分を追い込んでみることも1つの手だと思います。
人生の中でそんなギリギリの体験談があるのも面白いかなとすら思っています。
それでも稼げなければ、Uber Eatsのデリバリーをやる、日雇いバイトをする、早朝や夜間など、自分の空き時間にバイトを入れる等々、稼ぐ手段はいくらでもあります。
何が言いたかったかというと、例え上手くいかなくたっていくらでもリカバリーできるし、なかなか上手くいかなくて、知恵を絞ってもがいた経験は人生の貴重な財産になるということです。
やる前は「ああなったら、こうなったらどうしよう」とどうしても考えてしまいます。不安は人間の本能のようなものなので、そう感じるのはいた仕方がないことです。
ですが、やってみると案外大抵のことはできてしまう力を人は持っています。当然あなたにもあります。できないと思うのは、過去の経験や思い込みで自分で自分の可能性を勝手に小さくしているだけに過ぎません。
まとめ
ここまで「独立したきゃ今やろう!」というお話しを論じてきました。
あくまで個人的な価値観であり、これが正解というわけではありません。
しかし「失敗するかどうか」よりも「後悔しない生き方をする」方が大切なことだとぼくは考えています。
人生失敗しようが生きていれば何度でも這い上がれます。
ぼくは自分の事業を起こしてまだ1年半程度ですが、すでに数えきれないくらい失敗をしています。それでも挑戦をやめるつもりは全くありません。
自分が決めた道で何度倒れても、何度も這い上がる人生に価値を感じているからであり、それが「楽しい」と思えるからです。
世間から見た「いい人生」ではなく自分から見た「いい人生」を歩むことが大切だと思います。
独立に興味がある方の何か少しでもヒントになれば幸いです。
それではまた!
2022/1/25追記
再就職手当が1/24に無事振り込まれておりました!
ダメ元だったのでとても嬉しいです。感謝。
独立して再就職手当を申請するのはたしかに企業に再就職をするよりハードルは高いですが、ちゃんと申請すればもらえることが証明できました。
同じような問題に悩む方の参考になれば幸いです。