小さい会社がウェブマーケティングで必要なコンテンツ3選
こんにちは。シレオクリエイト立川です。
最近生物の進化にとても興味があり、日々時間を見つけて学んでいます。
そもそも生命のはじまりが1つの細胞で、それが分裂を繰り返して現在の多様性に至っているとしたら、「人類皆兄弟」どころか、「生命皆兄弟」だなと考えたりしています。
そう考えると、目に写る草木や動物、虫たちの見る目少しが変わってきます。
なんて意味不明なことを考えながら生きているぼくですが、今回は「小さい会社がウェブマーケティングで必要なコンテンツ3選」というテーマでお送りしていきたいと思います。
今回の参考書籍は「小さい会社のウェブマーケティング必勝法」になります。
小さい会社がウェブマーケティングで取り組むべきポイントが書かれた、おすすめの本になっております。
① ブランディングコンテンツ
企業や社員が何をしているのか、社外に知ってもらうためのコンテンツです。
ブランディングと言っても、有名デザイナーにロゴをつくってもらったり、多大な予算をかけて広告宣伝をするといった派手な施策ではありません。
「自分たちのありのままの姿」を見てもらい、自社の魅力を知ってもらうコンテンツを作っていくことが大切になります。
好きになるかどうかは見た人に判断してもらうというスタンスで作成しましょう。
もちろん、個人のプライバシーに関わる問題や、会社の機密に関わることは公開する必要はありません。
見せてはいけないもの以外は見せてしまうことにしてしまえば、判断に迷うこともなくなり、自然にブランディングが行われていきます。
ブランドとは自分たちの行動を見て、知らないうちに外部の人たちが思っていること、なのです。
② 強みコンテンツ
既存顧客、自社の社員やOB・OGの人などに自社の強みを聞いてコンテンツにしたものです。
すぐには作成できないため、四半期〜半年くらいのスパンで作成、見直しをしていきましょう。
どれだけ会社にいい印象をもってもらっても、実際に仕事を依頼した時に、きちんとやってくれそうなイメージがないと問い合わせはやってきません。問い合わせを獲得するためには、強みコンテンツが必要になります。
強みコンテンツを作る方法は主に3つあります。
社内の営業担当に強みと思われることを聞く
社内の営業担当にヒアリングしてみると、そこから出た強みは「むしろ強みとして出してはいけない」ケースが多いということがわかります。
多くの場合、短納期・低単価・フットワークが軽いといったことが上がってくるはずで、これは得意先に都合の良いように使われていることの証明でしかありません。
営業担当に自社の強みをヒアリングする際は、上記のものは除外し、残ったものが強みでは?と考えるようにしましょう。
引退したOB・OGに聞く
歴史をつくってきた人たちにヒアリングができるのであれば、色々聞いてみることをお勧めします。
苦労した話やうまくいったときの喜びなど、様々な自社の歴史の中に、「自社がこれまで生き残ってきた理由」=「強み」が見えてきます。
得意先の担当者に聞く
本書曰く、自社の社員がヒアリングを行うよりも、可能であれば「満足度調査」の一環として、外部のライターなどに依頼すると良いそうです。理由は直接取引がある企業には本音は話しづらいものだからです。
あれもこれも聞きたくなるところですが、相手の負担も考え、「なぜ自社に発注してくれているのか」「ここが変わるともっといい」など、5つくらいの項目に絞りましょう。
③ ユーザー起点コンテンツ
ウェブサイトで見かける「よくある質問」に近いコンテンツになります。
聞かれること=調べたいこと=検索すること、と言えます。
こういったことをコンテンツとしてホームページに掲載するとSEO対策にもなりますし、「よく知っている人」と思われることも多いため、権威付けにもなるといったメリットがあります。
具体的には、日々の問い合わせ等の何度も聞かれることをコンテンツにしておきます。
何度も聞かれることは最高のネタです。面倒くさがらずに丁寧なコンテンツを作っていきましょう。
まとめ
今回は小さな会社のホームページに必要なコンテンツを3つ見てきました。
まとめると、
- 自社のありのままを見てもらう(もちろん見せてはいけないものは除く)
- 客観的に見た自社の強みを載せる
- よく質問されることの回答を載せる
といった形になります。
こうやって見てみると特別で派手な施策を行うというわけではなく、常日頃、社員さんやお客様の意見を聞き、そこでわかった自社への疑問や自社の強みをコンテンツとして掲載していくという、地味で地道な活動だということがおわかりいただけたのではないかと思います。
ウェブマーケティングといっても、その活動の大半は地道な積み重ねです。
自社のホームページは制作会社任せにせず、人材を育てるのと同じように、じっくりと育てていきましょう。
それではまた!