SEO対策とは?基本のやり方7選を紹介 初心者向け
こんにちは。シレオクリエイト立川です。
いつも自宅で仕事をしているため、日常でほとんど人と接していません。
世の中のフリーランスやテレワークをしている人たちがどうやって孤独感を解消しているのかが気になりはじめてきた今日この頃です。
というわけで今回は、SEO対策についてお話をしていきたいと思います。
「SEOって何?」という初心者の方向けの内容となっております。
SEOとは
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、WebページをGoogleなどの検索で上位に表示させ、ページへの流入を増やすための取り組みです。
皆さまがいつもお世話になっているGoogleで検索をする際、だいたいは一番上に表示されたものからアクセスすると思います。
最初からわざわざ8ページ目にいって気になるページを開くというのはあまりないですよね?
Googleでの表示が奥に行けば行くほど、そのサイトは誰にも見られなくなっていきます。そのため、自分のサイトが見てもらえるよう、上位表示をさせるための様々な施策をSEOと呼びます。
これはやってみるとけっこう奥が深く、競合が多いキーワードでは、SEOの猛者たちがひしめき合っています。
【1】 ニーズのあるキーワード選定 自分がどこで戦うのかを決める
見栄えのいいホームページを作成したり、ブログで1ついい記事を書いたからといって、必ずしも上位表示されるとは限りません。むしろそれだけで上位表示されるのは稀です。
そこで重要になってくるのが「ライバルが少ない or 弱い、もしくはその両方」の領域を見つけて戦うことです。
自社が小さな会社である場合はまずここがマストです。ここを間違えると上位表示はいくらがんばっても絶望的になります。
例えば「ホームページ制作」をGoogleで検索すると、1億1500万件がヒットします。この中で上位表示をさせるのは容易ではありません(ローカルビジネスの場合は検索をした地域で上位表示のサイトが変わるため、ある程度難易度は下がります)
こういう競合の多いワードで上位表示されているサイトはSEO対策に長年取り組んでいることが多く、いきなり参戦して勝つにはそれ相応の資金と時間が必要になります。
例えばこれを「ホームページ制作 税理士」に絞ると495万件になり、税理士事務所に特化したホームページ制作というサービスであれば、上位表示のハードルはぐっと下がります。
自分たちのサービスがカバーできる中で、「ニーズはあるがライバルが少ない」ワードを探し、そこを集中して攻めていくことが重要になります。
キーワードの選定方法はまた別の記事で解説をしたいと思います。
【2】内部リンクを適切に設計する
内部リンクとは、サイト内を繋ぐリンクのことを指します。これもSEOの基本的な手法の1つです。
内部リンクは、「そのページとの関連性が高く、かつ重要度の高いページへ発リンクする」のが鉄則。
関連性の高いページを繋ぐことで、ユーザーが知りたい情報にたどり着きやすくなります。その結果、ユーザーへのわかりやすさの向上が期待でき、サイトの評価を上げることにも繋がる可能性があるのです。
サイトにアクセスしたユーザーが、他のページをどれくらい見てまわったか?というデータを「回遊率」といいますが、これをアップさせるために内部リンクを適切に設計し、動線を最適化することでページからの離脱を防ぎ、サイト全体のSEO評価が向上します。
【3】<title>(タイトル)タグや<h>(見出し)タグを正しく使用する
コンテンツを作成するにあたり、(タイトル)タグや<h>(見出し)タグの注意点やルールがあります。
まず、ページ内で検索されたいキーワードは必ず<title>タグ内に含めましょう。
タイトルは、検索結果上でユーザーがクリックするか決める「サイトの顔」のようなものです。
Googleが検索結果を出す判断基準の1つとなることはもちろん、表示された際に最初に見る箇所となるため、クリックされるかどうかが決まる重要な要素になります。
もちろん見て欲しいキーワードをとにかく羅列するのはNGです。
何のページなのか、何を伝えたいのかをわかりやすく記述しましょう。
タイトルの文字数はなるべく32文字以内にし、 検索上位を狙いたいキーワードはなるべくタイトルの前半に記載しましょう。「【知らないと恥ずかしい!】」など、目を引くタイトルになるよう工夫するのがポイントです。
同様に、各ページの<h>(見出し)タグ)でも、不自然だと思われない程度にキーワードを入れましょう。各見出しだけでユーザーが内容を理解できるくらい簡潔に設定することが重要です。
また、ページ本体のタイトルに<h1>タグを利用し、中見出しには<h2>タグを使用。その下の小見出しには<h3>タグや<h4>タグを使用するといった、階層構造を意識して使い分けましょう。
【4】ユーザー目線のコンテンツを作る。作り続ける
SEOというと表面的な技テクニックが重視されがちですが、最も重要なのは「ユーザーのためのコンテンツが充実している」ことになります。
この際、「質と量」のどちらが重要かと言うと、「質の方が重視されてきているが、まずは量を量産して質を高めていく」というのがいいかと思います。
まず「質」で求められるのは、ユーザーニーズにしっかりと沿った内容、かつ専門的で信頼できる情報になります。
個人的な経験上、自分たちでは「当たり前」と思っていることの中にユーザーが知りたい情報があったりします。
常に「ユーザー目線」を意識してコンテンツを作っていきましょう。
ただしこれはいきなりできるというわけではなく、「どんな情報が求められているか」を考えながら、どんどんコンテンツを量産してくなかで生み出されていくものだと思います。
いきなり注目を集めるヒットコンテンツをつくるのはほとんどの人が不可能なので、最初から質にはこだわりすぎず、地道に作成していきましょう。
また、ただ文字数を多く書けば良いというわけではなく、必要な情報を適切な量で伝えることが重要です。
結局のところ、質・量ともに「ユーザー目線で有益な情報である」ということがSEO攻略への近道になります。
【5】被リンク獲得(外部リンクを貼ってもらう)
被リンク(外部リンクを貼ってもらう))とは、「外部サイトから自サイトへリンクを貼ってもらう」ことです。
自サイトのリンクが他のサイトに貼られることで、「紹介するに値する権威あるサイト」と認識されやすくなります。
そのため、内部リンク同様、被リンクの獲得もSEO上重要な施策となるわけです。
ただし被リンクは、ただ単に他サイトから被リンクを受ければ良いというわけではなく、関連性のある良質なサイトからの被リンクのみ、SEO効果が見込めます。
例えば税務署のHPに税理士事務所の被リンクが貼られるケース等が考えられます。
ですが、いくら被リンクを獲得しても、貼ってくれたサイトの質が低ければseo上は逆効果になります。
また、不自然な被リンクはGoogleからペナルティを受け、サイトがインデックスから外され順位が下落することもあります。
あくまで自然に被リンクを獲得できるような、良質なコンテンツ作りを目指しましょう。
【6】スマホ対応になっているか
これは私の他のブログでも同じことを何度も書いておりますが、近年のSEOでは、モバイル端末、特にスマートフォンに対応しているかどうかが重視される傾向にあります。
実際にHPを立ち上げてみるとわかりますが、基本的にはスマホから見にくる人の方がPCで見にくる人よりも多いです。
Googleの「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」にも明確に「サイトをモバイル フレンドリーにする」という項目がありますので、ここの対応は今や必須となります。
【7】ページスピードの改善
ページスピードの改善もSEOの基本となります。
ページの表示スピードが遅いと、ユーザーの滞在時間は下がってしまい、サイトからの離脱率が上がります。
数秒表示されなかっただけで、そのページから離脱した経験があなたにもありませんか?
ぼくは「Loading…」と表示されただけで離脱してしまうことすらあります 笑
まずはGoogleのサービスであるPageSpeed Insightsを使用し、サイトのスピードを測定しておきましょう。
点数が50点未満はの場合は、すぐに改善した方がいいと思います。
ちなみに速度の改善が必要な場合、下記のような対策があります。
jpeg,png等の画像ファイルを、WebPなどでに変更する
画像ファイルを圧縮する(WordPressであれば画像圧縮のプラグインを活用する)
webフォントの利用を見直す
等があります。
まとめ
SEO対策の基本として、7点を見てきました。
これらの対策を日々地道に積み重ねていけば、効果は必ず表れてきます。
案外地道な作業が多く、片手間でできるというわけではありません。しかし、ちゃんと取り組めば相応の、むしろ相応以上のリターンが十分に見込めます。
自社でSEO対策の取り組みを強化していきたいという方の何か少しでも参考になれば幸いです。
それではまた!