カウンセラーさん向け ブログで集客できるキーワードの見つけ方
前回、「カウンセラーさん向け ブログで集客をする方法」で、ブログで集客をするためのポイントを解説いたしました。
そこでニーズがあって競合が少ない(弱い)、スモールキーワードで勝負をしましょうというお話をさせていただきした。
そこで今回は、キーワードの具体的な探し方について解説をしていきたいと思います。
今回ご紹介する方法は、やり方さえ知っていれば誰でも無料でできる方法となっています。
ホームページやブログで集客をしたいというカウンセラーさん必見の内容となっておりますので、ぜひ最後までご一読ください。
ラッコキーワードを活用する
ラッコキーワードとは、あるキーワードを入力したときに、自動的に表示される検索候補(サジェストキーワード)を手早く取得してくれるツールです。 ブログやサイトで集客するためには必須とも言える便利なツールです。
有料プランもありますが、無料プランでも十分使えます。
例えば「カウンセラー」と検索ボックスに入力すると、「カウンセラー」で実際に検索されている一覧が表示されます。
この一覧の中から、実際にお客様が検索しそうなキーワードを探します。
実際に候補にあった例で言えば、「カウンセラー 電話」「カウンセラー 暴言」「カウンセラー 話を聞かない」等がありました。
これらから悩みを推測し、
- 電話で気軽に相談できるカウンセラーを探している
- 暴言やDV等で悩んでいる
- 今のカウンセラーがきちんと話を聞いてくれないので、別なカウンセラーに相談したい
等の悩みが推測できます(キーワードからの推測なので、もちろん上記以外の悩みも考えられます)
これらの悩みに対するアンサーをブログに書いていくという流れになっていきます。
キーワードを探す注意点として、お客様のお悩みかどうかというポイントがあります。
例えば「カウンセラー 求人」や「カウンセラー パート」などはたしかにキーワードとしては需要があるかもしれませんが、これらはカウンセリングを必要としている方ではなく、カウンセラーになりたい方が検索していると考えられますので、こういったキーワードは除外して考えましょう。
次に、気になったキーワードはさらに掘り下げて見ていきます。
キーワードの右側にある①、②のボタンをクリックします。
①のボタンで「カウンセラー ホームページ」でさらに1語加わったキーワードでの候補がでてきます。
上記画像の「カウンセラー ホームページ」の場合は下記のようなイメージです。
②のボタンをクリックすると、Googleでの検索結果を表示してくれます。
このキーワードではどれくらいの検索結果件数がでてくるのか、上位表示されているのはどんなサイトなのかをすぐにチェックできるようになっています。
ラッコキーワードはとても便利なツールです。うまく活用して穴場のキーワードを見つけていきましょう。
検索サイトでリサーチを行う
キーワードの候補をピックアップし、次にGoogleでそのキーワードを実際に検索してみます。
前述のラッコキーワードの機能を活用するのが一番簡単だと思います。
前述のキーワードであげた候補の1つ「カウンセラー 話を聞かない」で検索をしてみると、下記のようになりました。
1ページ目に出てきたサイト多くは「話の聴き方」について触れているものでした。
ここで気になる点は、「カウンセラーにあまり話を聞いてもらえなかった」という悩みへの答えとなるようなサイトが以外とありませんでした。
さらに、Googleで検索すると出てくる「他の人はこちらも検索」の中に「カウンセリング後 落ち込む」というキーワードがありました。
これらのことから推測すると、「カウンセラーにきちんと話を聞いてもらえなかった」というお悩みは案外多いのかもしれません。
しかしその答えとなるようなサイトが少ないため、「カウンセラー 話を聞かない」というキーワードで記事をつくってみる価値があるかもしれないと予想ができます。
このように、検索をしてみて、他のサイトよりユーザーの悩みに答えられる有益な情報を出せそうだと思ったらそのキーワードをもとに記事をつくってみましょう。
「カウンセラーさん向け ブログで集客をする方法」でも述べましたが、狙ったキーワードで検索をした結果、検索の1ページ目に大手企業や国、自治体、専門機関等のサイトばかりが出てくる場合は潔く別なキーワードを探しましょう。
ポイントは、勝てそうな領域で勝負をすることです。
Google広告のキーワードプランナーを活用
Google広告の機能の1つ、キーワードプランナーでキーワードが実際どれくらい検索されているのかを調べることができます。
Google広告のことが全くわからない、という方はカウンセラーにオススメの集客ツール リスティング広告とは? 初心者向けという記事で、詳しく説明をしておりますのでこちらをご参照ください。
Google広告の管理画面で、「ツールと設定」→「キーワードプランナー」を選択します。
次に「新しいキーワードを見つける」を選択し、入力画面へ。
入力画面で検索キーワード(今回は「カウンセラー」と入力)を入力すると、入力したキーワード及び、関連のキーワードの月間平均検索ボリュームが表示されます。
スモールキーワードを狙う場合、1,000未満のキーワードを基準に考えましょう。
10〜100、100〜,1000のゾーンを狙っていきます。
余談ですが、以前ぼくが作成したホームページで10〜100のキーワードで検索ボリュームで1ページ目に表示されたサイトがありました。
それでもこのホームページは月2〜3件程度の問い合わせがありました。
月間平均検索ボリューム10〜100で上位を取れば必ず問い合わせがくるようになる、というお話ではもちろんありませんが、個人で行う事業としては十分狙う価値のあるゾーンだと思います。
また、右の方に競合性という指標があり、「高」「中」「低」と表示されています。
こちらは、あくまでGoogle広告を出した場合にそのキーワードの競合性が高いか低いか、という話になりますので、SEOで競合が多いかどうかはそのまま当てはめることができません。
こちらは参考程度に見ておきましょう。
まとめ
今回はブログで使うキーワードの見つけ方について解説をしてきました。
もちろんこれはブログだけではなく、ホームページの各ページのタイトルや内容にも活用できるノウハウになっています。
ブログを立ち上げたものの、どんな記事を書けばいいのかお悩みの方、ホームページやブログでなかなかPVが増えずにお困りの方はぜひご活用ください。
それではまた!