ホームページで集客できていないカウンセラーがやっていること5選
ホームページは事業者にとって、今やあって当たり前レベルのものといっても過言ではありません。
カウンセラーさんの場合においても、自分のことやサービスをたくさんの人に知ってもらうための大切なツールです。
でも、なんだかうまくお客さんが来てくれないし、問い合わせも全然こない・・・
そんなお悩みをお持ちのカウンセラーさんとも過去数多くお会いしてきました。
そこで今回は、そんなホームページの集客でお困りのカウンセラーさん向けに、ホームページで集客できていないカウンセラーさんがやってしまっていることを5つ紹介していきます。
もし当てはまっていることがあっても落ち込む必要はありません。
それらはこれから改善をしていくことで、徐々にホームページに人が集まるようになっていきます。
ではさっそく見ていきましょう。
【1】 特徴がない(弱い)
「カウンセラーって、具体的に何をするの?」そんな疑問を持つ人は多くいます。
ホームページで自分のサービス内容を明確に伝えることはとても大切です。
カウンセリングルームの多くは、個人か、少人数で運営をされています。いわゆる小規模事業者に当たり、この小規模事業者の戦略は、基本的には「差別化」です。
もし同じ地域にかウンセリングルームがほとんどない場合は、それだけで差別化にはなりますが、その場合でも独自の特徴を持っておかないと、いずれ同じ地域にライバルが出現したときに、すぐに顧客を奪われてしまいます。
そこで差別化ポイントや専門性を明確に打ち出し、それをしっかりとホームページで伝えていくことが大切です。
例えば、
・子育ての悩みに特化
・パワハラ、モラハラ問題の専門家
・ママ友とのお悩み専門
等、ご自分の過去の経験とうまく組み合わせながら、独自の特徴を打ち出していきましょう。
【2】基本的なSEO対策ができていない
SEO対策とは、GoogleやYahoo!等の検索エンジンで、自社のサイトを上位表示をされるようにする施策のことを指します。
実際にホームページを分析をしてみるとよくわかりますが、狙ったキーワードで1ページ目(10位以内)に入らないと、検索エンジンからのアクセスはなかなか増えません。
一見難しそうな感じはしますが、ターゲットを特定の地域に絞ったり、ニッチな市場に絞って、前述した差別化をうまく行えば、さほど難しくはありません。
ですがその前段階として、タイトルやディスクリプション(説明文)等をきちんと整える、スマホ対応にする等、基本的なSEO対策をしていることは必須です。
基本的なSEO対策の方法は過去の記事で解説していますので、ご興味のある方はこちらもご参照ください。
【3】ホームページが見にくい、 使いにくい
ホームページの動きが遅かったり、メニューがわかりにくかったりすると、訪れた人はすぐに他のサイトに移ってしまいます。
具体的には、以下のようなものになります。
ページの読み込み速度が遅い
ホームページが重たくて、開くのに時間がかかると、訪問者はすぐにサイトから離脱をします。
サイトのスピードはSEOにも関わる問題ですので、できる限り早く改善をしましょう。
大きな画像ファイルや動画をたくさん読み込んでいるページは、特に遅くなりがちです。
画像をpngからwebpに変換したり、高速なレンタルサーバーの利用をするなど、ページの読み込み速度を向上させましょう。
なお、ホームページのスピードは、Googleが出している、PageSpeed Insightsで計測ができます。
無料で使えますので、まずはご自身のサイトのスピードを計測してみましょう。
ホームページのスピード遅延の原因も洗い出してくれますので、まずはぜひ活用してみてください。
遅延の項目を見ても全く何をどうしていいかわからない場合は、プロに相談しましょう。
メニューが見づらい、サービスの内容がわかりづらい
サイトのメニューが複雑で探しにくい、または小さすぎてタップしにくい場合、訪問者は情報を探すのをあきらめてしまうかもしれません。
沢山のサブメニューがある場合や、スマホ表示でメニューボタンが小さくて分かりにくい場合などが挙げられます。
また、専門用語や業界用語を多用していると、訪問者はどんなサービスを扱っているかわからなくなりますので、専門用語は極力使用せず、カウンセリングの専門知識がない人でも理解できる、平易な言葉を使いましょう。
メニューの項目をシンプルに整理し、大きさや色で目立たせるデザインにすると、訪問者が情報を探しやすくなります。
読み手のことを考えていない
ページの内容が散らかっていたり、文字が詰め込まれていると、訪問者は読む気を失います。
一つのページに多くのトピックを混在させている場合や、長い文章だけのページなど、読み手のことを考えていないページは一瞬で離脱されます。
見出しやリスト、画像などをうまく組み合わせて、情報を分かりやすく整理しましょう。また、必要な情報だけをシンプルに伝える文言にすることも大切です。
簡単な操作で、求める情報にたどり着けるような使いやすさを心がけましょう。
【4】信頼できそうな情報が少ない
カウンセラーを探す時、やっぱり安心して任せられる人を選びたいのが人間の心理。
特にWebでサービスを探す場合、多くの方が複数のサービスを比較しています。
つまり、ライバルと比較検討した上で、あなたのホームページに安心して任せられる要素があるかどうかも重要になります。
カウンセラーさんの中にも、全ての画像をフリー素材だけにしていたり、サービス内容が抽象的で、胡散臭い印象のホームページも数多くあります。
そうならないためにも、ホームページには、自分の顔写真や、お客様からの嬉しい声、取得している資格などを掲載し、訪れた人に「この人なら大丈夫!」と感じてもらうことが大切です。
以下、信頼度アップのための、ホームページに掲載すべき具体的な項目をご紹介します。
- 顔写真の掲載
可能であればご自身の写真を掲載しましょう。訪問者はあなたの顔を見て安心感を得ることができます。 - 経歴やプロフィールの掲載
資格や経験、専門的な知識など、あなたのバックグラウンドを明確に示す情報を掲載しましょう。 - クライアントの声
実際のセッションでの体験談や感想をクライアントから収集し、その声を掲載することで、新しい訪問者にとっての信頼性を高めます。 - 取得資格の明記
カウンセリングに関する資格や認定を持っている場合、それを明記し、可能であれば認定機関のロゴやリンクを掲載しましょう。 - 実績の掲載
過去の活動やセミナー、ワークショップの写真や内容を紹介することで、実際に活動していることを証明できます。
【5】訪問者がアクションを起こしづらい設計になっている
「このカウンセラーさん、いいな!」と思っても、次に何をすればいいのかわからないと困ります。
ぼく自身、数多くのカウンセラーさんのホームページを見てきて、問い合わせをどこからしていいのかよくわからない、というホームページがかなり多くありました。
Webを生業としているぼくでもわからないようであれば、一般の方が同じように(もしくはそれ以上に)そう感じる可能性はかなり高いと思います。
予約の方法や問い合わせの方法を明確に伝えるボタンやページを作ることで、訪れた人がアクションを起こしやすくなります。
常に「顧客目線」でホームページを設計することを念頭に置いておきましょう。
改善ポイントまとめ
- サービスの内容をわかりやすく書く
- 上の方に出るようなキーワードを考えてみる
- ページの使いやすさをチェックして、必要なら改善する
- 自分のことを信じてもらえる情報を追加する
- 予約や問い合わせがしやすいようなボタンやページを作る
まとめ
ホームページはカウンセラーさんの「顔」のようなもの。
大切にし、常に改善していくことで、たくさんの人に自分のサービスを知ってもらえるようになります。
今回の記事が、あなたのweb集客のなにかヒントになれば幸いです。
それではまた!