【カウンセラー向け】ホームページは作るものではなく育てるもの
巷ではよく「SEOに強いホームページ」という宣伝文句をよく見かけます。
ただ、このSEOに強いホームページとはいったいなんなのか、専門業者に依頼しないとダメなのか。
文言はよく見かけますが、制作会社のホームページを見てもその中身はよくわからないことがほとんどです。
先に結論を言うと、タイトルの通り、「ホームページは作るものではなく育てるもの」になります。
もちろん作る際に最低限抑えておかなければいけないルールはありますが、それは専門業者でなくてもできることが大半です。
ではホームページを育てるとはどうゆうことなのか、見ていきたいと思います。
ホームページを育てるとは?
「SEOに強いホームページ」と聞くと、SEOに強いかどうかはどう作成する段階で決まる、というイメージを持ってしまいがちですが、実際作ってすぐ集客ができるホームページはほとんどありません。
もちろんSEOに対応した構造にすることは大切ですが、それは専門業者だけが知っている特別な裏技やテクニックではなく、基本的なことをきちんとやることが重要で、ググればすぐに情報が出てきます。
繰り返しにはなりますが、SEO対策のポイントは「ホームページを育てる」ことにあります。
「ホームページを育てる」という言葉には、常に最新の情報を更新し、ユーザーのニーズに応じてコンテンツを作成し続け、分析・改善のサイクルをひたすら回し続けることを意味します。
これには植物を育てるかのごとく、日々のケアが必要です。
なぜホームページを育てるのか?
ホームページは作って終わりではなく、作ってからがスタートです。
野菜や果物のように、じっくりと育ててはじめてその果実を得ることができます。具体的にホームページを育てると得られる効果をご紹介します。
1. 24時間365日営業活動をしてくれる
ホームページを育てること大きなメリットの一つは、実際の物理的な場所や時間に縛られず、24時間365日、いつでも「営業」しているという点です。
営業要員を雇っているカウンセラーはほとんどいないと思いますが、ホームページを育てれば、ホームページが優秀な営業マンとして休みなく活動をしてくれます。
見込み顧客には、仕事や日常生活の中での悩みやストレスを感じた時、すぐに情報を求めるケースも多くあります。
深夜や早朝、休日など、通常の営業時間外であっても、ホームページを通じてカウンセリングの内容、料金、予約方法などの情報を得ることができます。この「いつでもアクセス可能」という点が、継続的な集客のチャンスを生むのです。
さらに、24時間365日営業するホームページは、地域や国境を超えて、全国どこからでも、あるいは海外からでもアクセス可能です。
これにより、カウンセラーのサービスが、より広範囲のクライアント層に知られるチャンスが増加します。
つまり、ホームページは「24時間365日の営業マン」とも言える存在。
この強力な営業力を最大限に活用することで、カウンセラーとしての集客効果を飛躍的に向上させることが期待できます。
SEO対策になる
新しい情報を発信し続け、良質なコンテンツを生み出し続けることで、Googleからの評価が上がり、上位表示されていくようになります。
ただホームページを作っただけで、狙ったキーワードで上位表示されることはほとんどありません。
たった1本動画を出しただけで売れ続けるYouTuberがいないのと同じです。
ですが、良質なコンテンツを作り続けることで、検索順位は着実に上がっていきます。中長期の視点で、じっくり取り組んでいきましょう。
ブランドイメージの向上につながる
カウンセリングの専門家として、継続的に質の高いコンテンツを生み出し続けることは、見込み顧客からの信頼を獲得する上で不可欠です。
ホームページ上で最新の情報や専門知識等、有益な情報発信を続けていくことで、あなたの信頼性は上がり、ファンも増えていきます。
これはSEO対策と同様、すぐに成果につながることはほとんどありませんが、地道にコツコツと情報発信を継続していば、着実に成果がでてきます。
ホームページを育てるための5ステップ
STEP1 ホームページの分析を行う
ホームページの成果を最大化するための第一歩は、現状の理解から始まります。ユーザーの行動やアクセス状況をデータとして捉え、どのページが注目されているのか、どのコンテンツが反応を得られているのかを明確にします。
Googleアナリティクスや、Googleサーチコンソールを活用して、訪問者の流入源や滞在時間、離脱率などの指標を分析しましょう。
STEP2 分析結果に基づいて仮説を出す
分析によって明らかになったデータを元に、ホームページの改善点や新たな取り組みを検討します。
例えば、特定のページの離脱率が高い場合、そのページのコンテンツやデザインに問題があるのかもしれません。
このような点に注目し、具体的な改善策や新しいコンテンツのアイディアを仮説として立てます。
STEP3 仮説に基づいてコンテンツを作成する
次に、立てた仮説を基に実際のコンテンツの制作やリニューアルを行います。
新しい記事の作成、デザインの変更、新たな機能の追加など、仮説に基づいた取り組みを実施しましょう。
STEP4 コンテンツ効果を検証する
新しいコンテンツや改善を施したページの効果を確認するため、再度データの分析を行います。
この際、新しいコンテンツが訪問者の滞在時間を伸ばしているか、お問い合わせは増えているかなど、具体的な成果を測定します。
STEP5 1〜4のサイクルをひたすら回し続ける
ホームページの最適化は一度きりのものではありません。
常に変化するユーザーのニーズやトレンドに対応するため、上記のサイクルを繰り返し行い、持続的にホームページを成長させていくことが必要です。
まとめ
ホームページは一度作成したら終わりではありません。訪問者のニーズに合わせて進化し続ける「生き物」のような存在です。
カウンセラーとしてのサービスを最大限に活かすためには、ホームページを「育てる」意識が必要です。
この考え方を持ち続けることで、より多くの人々に自分のサービスを知ってもらい、成功への一歩を踏み出すことができるでしょう。
それではまた!