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【web制作】完全未経験からはじめてクラウドワークスでお仕事をいただけた時の話

現在ではクラウドワークスやランサーズ、ココナラ等、個人で仕事の受発注ができるプラットフォームが充実していて、しかもこれらのサービスはどれも簡単にはじめることができます。

しかし、誰でもすぐにはじめられる分、参入してくる人はとても多く、webデザインやwebライティング等の人気のジャンルは競争が激しくなってしまうのも事実です。

ぼくが行っているwebサイト制作も競争が激しく、1件のホームページ制作の仕事に50件〜60件の応募が入ることはよく見かけますし、いい条件の仕事には100件以上応募があることもよくある光景です。

そんな状況の中、結局仕事があまり取れずに挫折してしまう人もかなり多くいらっしゃいます。

そんなクラウドソーシングでまだ仕事が取れずに悩んでいる方や、これからクラウドソーシングでの受注にチャレンジしようと考えている方へ、ぼく自身がクラウドソーシングでどうやって仕事を取っていったのか、体験談を綴っていきたいと思います。

現在の自分の状況

簡単に現在のぼくの状況を説明させていただきます。

ぼくはフリーランスとして、webサイト制作と、webマーケティングを中心に活動を行っています。

事業を行う傍ら、副業で某大手プログラミングスクールの講師を現役で行っていて、フリーランスになりたい方向けに、プログラミングとwebデザインを教えています。

また、独立してから現時点(2024年1月時点)で3年弱、となり、クラウドソーシングでの実績はランサーズで認定ランサー、ココナラでプラチナランクになっています。

まずは3つのサービスに登録

クラウドソーシングの活用は、まずは有名どころの、クラウドワークス、ランサーズ、ココナラの3つに登録しました。(現在もこの3つしか使っていません)

登録の際、プロフィール文はけっこう大切だと思ったため、同じジャンルで売れている方々のプロフィール文をいつくかピックアップし、その方々のプロフィール文を自分用にアレンジしました。

はい。すみません。パクらせていただきました 笑

もちろんそのままコピペはしていないですが、何の実績もない奴が1から自分でつくるより、すでに結果を出している方かの真似をした方がいいと考えたからです。

応募開始 ライバルの多さにビビる

プロフィールを作成後、さっそくweb制作や、サイト修正の案件に応募をしていきました。

応募の文は何を書いていいのかよくわからなかったため、とりあえずデフォルトで入っているテンプレートの文章をアレンジして提案していきました。

ちなみにクラウドワークスのデフォルトのテンプレートはこんな感じ
↓↓↓

ただ、応募をすれどもすれども全く仕事が取れません・・・

そこで、10年の営業経験を活かして次の2つ戦略を取ることにしました。

戦略1:数打ちゃ当たる戦略

第一の戦略は、「数を打ちまくる(片っ端から応募する)」という戦略です。

「いやそれ10年の営業経験関係ある?」と感じた方・・・

大正解です。ほとんど関係ありません。
誰でもできます 笑

ただここで営業をやっててよかったと思ったことは、こういった新規開拓営業は、基本的には数を多く打った奴が最後は勝つということを肌身で知っていたことです。

飛び込み営業やテレアポ等、数多くの新規開拓営業を経験してきましたが、それらがすぐ契約につながることはほとんどありません。

それどころかしっかり話を聞いてくれる人ですら稀です。

これを体感で知っていたので、クラウドソーシングでどれだけ落選しても、「まぁこんなもんだよね」とあまり気にならず、粛々と応募を続けることができました。

むしろテレアポや飛び込み営業みたいに、邪険に扱われることもほとんどないので続けやすかったです。

とは言え、新規開拓はあまり飛ばし過ぎるとすぐ挫折することも、数多の営業マンを見てきた経験上知っているため、1日最低5件の応募というノルマを自分に課し、朝一の仕事はまず5件の応募からスタートする、というルールを自分に課しました。

戦略2:迷ったらとりあえずGO戦略

第二の戦略は、迷ったらとりあえずGO(とりあえず応募する)戦略です。

クラウドソーシングでの募集案件を見ていると、「これ、今の自分にできるだろうか?」と躊躇してしまう案件も数多く存在します。

そんな案件に出会したときは、とりあえず応募してみる、という戦略です。

そんなことして当選しちゃったらどうするの?
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、まず先述の通り、応募をしてもほとんどがスルーされるだけです。
つまりそんな心配も大半が杞憂に終わります。

そして、万が一当選したら、あらゆる手を駆使してなんとかすればいい、だけです。

もちろん「ゲームアプリを開発してほしい」といった、明らかに自分のスキルと合っていない案件には応募はしません。

「頑張ったらなんとかいけるかもしれない」

というラインの仕事はとりあえず「えいや!」でいっていました。

Google先生で調べまくれば大半のことはどうにかなります。
しかも今ではChatGPTという強力なツールもあるため、何とかすれば何とかできないことの方が少ないです。

実際それで当選したことも何度もあり、それらを何とかしてきたことでスキルを磨くことができました。

はじめのうちは特に、いちいち選んでいたら仕事は取れません。
明らかに条件の悪い仕事はもちろん別ですが、最初はあまり選り好みせずに実績と経験を積むことが最優先だと思います。

ついにお仕事をGET

プロフィールや提案文を地道に改善しつつ、上記2つの戦略を実行していったところ、約1週間で初仕事をいただくことができました。

1週間での応募件数は35〜40件程度。

仕事内容は保険会社さんの社員紹介ページを作るお仕事で、報酬は5,500円でした。

今もあのときの興奮と緊張は忘れません。

納品したページは、今思えば決して出来のいいものとは言えませんが、当時の自分にとってできる限りを尽くし、お客様にも無事喜んでいただくことができました。

小さな積み重ねがやがて大きなものへ

ですが最初の1件が取れたからといって、その後すぐ安定して仕事が取れるようになったかというと、全然そんなことはありませんでした。

いい時もあれば悪い時もあり、応募をすれども何も反応がない期間もありました。

それでもトライアンドエラーと、改善を繰り返しながら、毎日5件の応募を坦々と続けました。
(ここだけの話ですが、1日5件の応募が辛かったため、3ヶ月目で1日3件に変更しています 笑)

徐々に仕事が取れるようになっていき、実績を積み上げていく中で、少しづつ自分から営業をしなくてもオファーが入るようになり、段々といただくご相談だけで仕事が回るようになっていきました。

そして気づけば、ランサーズでは最高ランクの認定ランサー、ココナラでも最高ランクのプラチナランクになっていました。

本当に稼ぎたいなら中長期の視点で考える

世の中に誰でもすぐに稼げるようになる魔法の方法は存在しません。
万が一そんな方法があっても、すぐに多くの人が飛びついて陳腐化します。

SNSでは「Web制作で○ヶ月で月収〇〇万円」のような文言をよく見かけますが、そんな安直な情報を信じても情報商材のカモにされるのがオチだと思います。

そもそも、本当にweb制作で稼いでいる人は、わざわざ月収なんて公表しません。

そんなものは自分が本当に情報を届けたい、自分のお客様にとってはなんのメリットにもならない情報だからです。

ですが、1つ1つ地道に実績を積み重ねていくことで、収入だけでなく、スキルや人脈等、必ずステップアップをしていくことができます。

焦らず、中長期の視点で実績を積み重ねていきましょう。

それではまた!

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