目の前の物事にはいくつもの顔がある
今回はたまに書く体験談編です。ぼくが最近感じたことについて書いていこうと思います。
ぼくは散歩が趣味で、毎朝家の近所を散歩し、それに加えて週に1〜2回程度、自分のお気に入りの散歩コースで散歩をしています。
先日も散歩をしていると、道中で突然の雨が降ってきました。そのとき傘は持っておらず、車を停めた場所までは歩いて40分くらいはかかる場所でした。
しかも小雨ではなく、それなりに強い雨。
「いやまじか・・・」と思い、とりあえずそのまま雨に打たれて歩くことに。
ただそのときふと思ったことが、「雨に思いっきり打たれるという経験は案外少ないかも」ということでした。
ぼくは普段はいつ雨が降ってもいいように折り畳み傘を持ち歩いていますし、そもそも雨の日は基本外出時は車を使います。
そう思うと、「これは案外貴重な経験かもしれない」と思い、思いっきり雨に打たれてみることにしました。
道中で雨宿りできるスポットはいくつかありましたが、それらは使わずにあえて雨に打たれながら散歩をしてきました。
40分雨に打たれ、車に到着した頃にはけっこうびしょ濡れになりました。でもそれが何だか少し楽しくもありました。
何が言いたかったのかというと、「物事は同じ事象でも様々な角度があり、見方によって景色が変わる」ということです。
今回のケースで言えば、はじめは「うわっ、雨だ。傘持ってないし最悪」と感じたのですが、自分のなかで「レアな経験」という視点に変わったことにより、目の前の出来事は全く変わっていないのにも関わらず、
最悪→楽しい
に変換をすることができました。
これは物事はポジティブに考えよう、ということではありません。
自分が全く楽しく感じていないこと、苦痛なことを無理矢理ポジティブに変換することは、それ自体が苦痛ですし、何より心がついていきません。
ここで言いたいことは、どんな物事にも自分が気づいていない視点があり、それを見つけることで、どんなことでも楽しめる可能性がある、ということです。
ネガティブな事態に直面したときこそ、「違う角度はないかな」と俯瞰して見てみることが大切なのではないかと思います。
そんな違う視点から見る癖をつけることができれば、今よりもう少し人生が楽しくなるのではないでしょうか。
ネガティブに感じた時こそ、「見る角度を変えてみる」、よかったらぜひ試してみてください。
それではまた!