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【実体験】合同会社を自分で設立すると費用はどれくらいかかる?

「合同会社を設立したいけど、実際にどれくらいの費用がかかるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。特に、個人事業主から法人化を考えている方にとっては、できるだけコストを抑えつつスムーズに設立したいところ。

私自身、2024年7月に個人事業主から合同会社を設立し、法人化しました。

今回は、実際に合同会社を自分で設立した実体験をもとに、設立の際に実際にかかった全費用を紹介します。

法人化を検討している方の参考になれば嬉しいです。

なお、私は会社設立の手続きはマネーフォワード会社設立を使用しました。費用もマネーフォワード会社設立を使用した際の内容(※2024年7月時点のもの)になっておりますので、ご留意ください。

マネーフォワードを使った法人設立の具体的な方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

合同会社設立かかった費用の内訳

私が合同会社設立にかかった実際の費用は以下の通りです。

項目費用
電子定款作成(行政書士事務所への定款CD-R作成費用)2,000円
登録免許税60,000円
法人印鑑作成3,850円
賃料(バーチャルオフィス)21,000円(半年分)
会計ソフト(マネーフォワード)39,336円(1年分)
その他費用750円
合計126,936円

1つ1つ内容を詳しく紹介いたします。

① 定款の作成費用

定款の作成は電子か紙のどちらかで作成をします。どちらにするかで費用も大きく変わります。私は電子で作成をしました。

  • 電子定款 0円
  • 行政書士事務所への定款CD-R作成費用 2,000円

マネーフォワード会計に登録をすると、電子定款作成費が0円になります。マネーフォワード会計を使用しない場合は電子定款作成の手数料が5,000円かかります。

マネーフォワード会社設立では電子定款の場合、データをCD-Rにいれなければならず、私はCD-Rも、CDドライブも持っていなかったため、CD-Rの作成オプション(2,000円)をつけました。

なお、紙定款 の場合は、印紙代が40,000円かかるのでご注意ください。

② 登録免許税

合同会社設立の際に法務局で支払う税金になります。金額は資本金額の0.7%または6万円のどちらか高い方の金額になります。多くの方は6万円になると思います。

  • 費用:60,000円→法務局へ支払う登記手続きのための費用

これが設立費用の中で一番高かったです。税金恐るべし。

③ 印鑑の作成費用

会社には、一般的に代表印(実印)、銀行印、角印の3つの印鑑が必要になります。(会社を設立してから今まで、まだ角印は1度も使ってませんが)

私は印鑑は楽天で購入しました。マネーフォワード会社設立で購入することもできますが、一番安いものでも 8,520円(税・送料込)と高額だったため、自分で購入しました。

楽天の福満堂さんというショップで購入。

  • 代表印(実印)・銀行印・角印のセットで3,850円(税・送料込)

④ 事業用銀行口座の開設

法人用の口座は近所の信用金庫で口座を開設しました。

  • 0円

費用はかからなかったものの、私のように登記しているオフィスがバーチャルオフィスである場合、取引実績がある程度できるまでインターネットバンキングを使わせてもらえなかったりと、制約が様々あったため注意が必要です。

詳しくは以下の記事で解説をしています。

⑤ 賃料

私の場合はPCとネット環境があればどこでも仕事ができるため、固定費を抑えるためにバーチャルオフィスにしました。

  • 賃料(バーチャルオフィス利用):18,000円(半年分)
  • 事務手数料:3,000円

最初に半年分を支払ったため、月額にすると3,000円になります。

さらに固定費を抑えるには自宅の住所を登記することも可能ではありますが、自宅の住所をさらけ出すのに抵抗があったため、私は断念しました。

⑥ 会計ソフト導入費用

  • 会計ソフト導入費用:39,336円(年額)

マネーフォワードスモールビジネスプランの契約の年額料金になります。

月払いも可能ではありますが、月額払いの場合、料金が月額4,378円(税込)になり、年払いより13,200円も多くかかりますのでご注意ください。

これ一つで会計だけでなく、請求書や見積もりの作成、給与計算や社会保険の手続き等もできてしまうため、安くて良質なサービスではないかと思います。(マネーフォワードの回し者ではありません)

⑤ その他の雑費

ここではその他の雑費をご紹介します。これはあくまで私のケースにはなりますので、すでに持っており不要、という方も多いと思います。

  • 事務用品(ホチキス、朱肉、印鑑のケース)330円近所の100円ショップで購入
  • 印刷代(書類の一部をコンビニで印刷)70円
  • 印鑑証明書 350円

ホチキスは、設立登記書類をホチキスで止めるために使用しました。

印刷は自宅のプリンターでは一部色が薄くなってしまう箇所があったため、一部の書類をコンビニで印刷しました。

7. まとめ

合同会社の設立は個人でも十分に可能です。ある程度時間と手間がかかるため、自分で手続きを行う場合は余裕を持って準備することが重要です。

費用を抑えつつ法人化を考えている方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

それではまた!

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