【ひとり社長向け】地味だけど成果につながるWEBマーケティングの「小さな習慣」7選

WEBマーケティングというと、「バズを狙った大掛かりなキャンペーン」や「即効性のある広告運用」など、派手な施策が注目されがちです。
しかし、実際に成果を上げている企業の多くは、日々の地味な作業を着実に積み重ねています。
特にひとり会社や少人数の企業ではリソースが限られており、派手な施策ばかりを追いかけていては息切れしてしまいます。
むしろ、継続可能で小さな習慣を積み重ねることで、長期的な成果を安定して得ることができます。
今回は、実際に成果を生み出している地味だけど継続可能な「小さな習慣」を具体例を交えながら紹介します。
習慣1:毎日10分の競合リサーチ
競合リサーチと聞くと大掛かりな分析をイメージするかもしれませんが、毎日10分行うだけでも全然違います。
毎日の短時間チェックを習慣化すると、小さな変化やトレンドを素早くキャッチできます。
競合サイトの新着情報やSNS投稿を毎日ざっと見るだけでも、新サービスの開始やプロモーションの傾向に気付けます。
具体的な方法として、以下のようなことを習慣化することがおすすめです。
- 競合企業の公式サイトをブックマークしておき、新しいコンテンツや更新情報を毎日確認。
- 競合企業の公式SNS(Twitter、Instagram、Facebookなど)をフォローし、投稿内容やユーザーの反応をチェック。
- Googleアラートに競合企業名や自社サービスに関連するキーワードを登録し、リアルタイムで最新情報を入手。
- Ahrefsなどのツールを利用して、競合企業のオンライン上での言及を自動で収集し分析。
習慣2:最新のマーケティングトレンドを定期的に学ぶ
WEBマーケティングの世界は常に変化しています。定期的に最新の情報やトレンドを学び続けることで、自社のマーケティング施策を時代遅れにしないように保つことができます。
おすすめは毎週決まった時間をマーケティング情報収集に充てること。
例えば、朝、パソコンを立ち上げたら仕事を始める前に10分間情報収集する、移動時間は読書や動画等でインプットの時間にあてる、等、普段の生活習慣の中に取り入れると継続しやすくなります。
ウェビナー、業界ブログ、SNSなどを活用すると効率的です。こうした習慣があることで、新しい手法をいち早く取り入れ、競争力を維持することができます。
習慣3:1日1回のアクセス解析チェック
Google Analytics(GA4)などを使ったアクセス解析は、つい後回しにしがちな作業です。
しかし、毎日たった5分でもアクセス解析をチェックする習慣をつけることで、問題点や改善すべきポイントを素早く見つけることができます。
毎日チェックする具体的な項目
①前日比・前週比のアクセス数の変化
- 全体のPV数やユーザー数が、前日や同曜日と比較して極端に落ちていないか、または大きく伸びていないかを確認します。
- 異常があれば、その原因となった可能性のある施策や問題を把握し、早期に対処できます。
②流入チャネルごとのアクセス変化
- オーガニック検索(自然検索)、SNS、広告、リファラルなどのチャネルごとに変化がないか確認します。
- 特定チャネルが急増または急減している場合、そのチャネルに関するキャンペーンの影響や問題を即座に特定できます。
③ページごとのアクセス数ランキング(上位と下位)
- 直近で公開したブログ記事やLP、主力商品ページなどが想定通りのアクセスを獲得しているかをチェックします。
- 一方で、アクセスが極端に少ないページがあれば、そのページのSEO設定やリンク配置を再検討する機会になります。
④離脱ページと離脱率の確認
- 離脱率の高いページを日々チェックし、急に悪化しているページを見つけたら即座に問題点を特定します。
- 具体的には、ページの読み込み速度の低下、表示崩れ、リンク切れなど技術的な要素を素早く修正することで、ユーザー離脱を防げます。
事例紹介
例えば、ある小規模なECサイトでは、毎日のアクセス解析チェックを習慣化した結果、特定商品ページの離脱率がある日を境に急増していることに早期に気づきました。
原因を調べたところ、モバイルで表示される画像のレイアウト崩れが原因でした。すぐに修正した結果、離脱率は改善し、売上回復につながりました。
このように、毎日短時間でもアクセス解析を見ることが習慣化されると、問題が深刻化する前に対応でき、大きな機会損失を防げます。
習慣4:週に1回、ブログの配信
WEBマーケティングでは、サイトのコンテンツを定期的に更新することがとても重要です。特に週に1回、ブログ記事を配信する習慣をつけると、サイトに訪れる人が増えてビジネスにも良い影響があります。
定期的なブログ配信には以下のようなメリットがあります。
1. SEO効果の向上
SEO効果が高まる ブログを定期的に更新すると、Googleなどの検索エンジンがサイトを評価しやすくなります。
その結果、サイトが検索結果の上位に表示されやすくなり、新しいお客様が見つけやすくなります。
2. ユーザーエンゲージメントの強化
ユーザーがサイトに訪れる理由が増える 新しい情報が常に追加されていると、ユーザーは定期的にサイトを訪問します。
これにより、サイトに滞在する時間が伸びたり、頻繁に訪れるようになったりします。
3. ビジネスの信頼性向上
信頼感が高まる サイトが定期的に更新されていると、ユーザーはその企業がきちんと活動していると感じます。逆に、何ヶ月も更新がないサイトは、不安を与えてしまいます。
事例紹介
具体的な事例として、小さなカフェを運営するひとり企業のオーナーは、毎週ブログで新しいコーヒー豆の紹介やお店のエピソードを書いて配信していました。
これを続けた結果、徐々に常連客が増え、来店率も向上し、さらにSNSでも話題になって店舗の売上増加につながりました。
習慣5:月1回のサイトの表示速度チェック
サイトの表示速度はSEOやユーザー体験(UX)に大きく影響します。表示が遅いとユーザーは離脱しやすくなり、結果的に売上やコンバージョンが下がってしまいます。
また、Googleも表示速度を評価基準に含めています。
そこで、月に1回、「PageSpeed Insights」や「GTmetrix」などの無料ツールを使って、自社サイトの表示速度をチェックしましょう。これらのツールはサイトの表示速度だけでなく、具体的な改善点も教えてくれるので便利です。
初心者でも簡単にできる改善方法には以下のようなものがあります。
- 大きすぎる画像を圧縮して軽量化する(TinyPNGやImageOptimを活用)
- キャッシュプラグインを導入して、再訪問時の読み込み速度を速くする
- 使用していないプラグインやスクリプトを削除してサイトを軽量化する
事例紹介
ある小規模企業はサイトの表示が非常に遅く、離脱率が高いことに悩んでいました。
そこで、月1回の速度チェックを習慣化し、画像の圧縮だけでなく、不要なプラグインやコードの整理を定期的に実施しました。
その結果、サイトの表示速度は劇的に改善され、離脱率が15%減少。さらにユーザーの滞在時間が伸び、問い合わせ件数も以前の約2倍に増え、売上の大幅な向上につながりました。
習慣6:毎日のSNS発信
SNSの継続更新は難しいと思われがちですが、必ずしも毎日更新しなくても成果は出ます。週1回でも良いので、定期的に情報を発信することでファンが増え、認知度も向上します。
テーマやテンプレートを決めておくことで継続しやすくなります。
例えば、「毎週月曜はおすすめのサービス紹介」「金曜はお役立ちコラム」のように固定するとネタ切れ防止になります。
習慣7:小さな成功を記録していく
WEBマーケティングは継続が重要ですが、すぐに結果が出ないためモチベーションを保つのが難しいことがあります。そんなとき、小さな成功を記録する習慣をつけると、モチベーション維持に役立ちます。
具体的には、NotionやExcel、日記アプリなどを活用して、アクセス数の増加や問い合わせが増えた日などを簡単にメモしていきます。後から見返すことで成長を実感でき、継続が楽しくなります。
まとめ
WEBマーケティングの本質は、「派手な施策」よりも「地味な習慣の積み重ね」にあります。小さくても毎日、毎週、毎月と習慣化することで、最終的には大きな成果を得られます。
まずは無理のない範囲で一つずつ習慣を取り入れ、少しずつでも継続してみてください。数か月後、振り返ったときに大きな変化を感じられるはずです。