ホームページを作る前にやること。誰に見て欲しいかを明確にする。
明けましておめでとうございます!
シレオクリエイト立川です。
2021年が終わり、2022年が開幕しました。年始の恒例行事「今年の目標を立てる」はもうお済みでしょうか?
ぼくは目標を立てて紙に書き、毎朝確認をしております。まだまだ追加していく予定です。
立てただけで終わらないようお互い頑張っていきましょう!
というわけで今回は「ホームページは作る前に誰に見て欲しいかを明確にする」というテーマについてお話ししていきたいと思います。
ホームページを作る前に誰に見て欲しいかを考える
あなたが自分のビジネスを立ち上げるとき、どんなお客様に来て欲しいかは必ず考えると思います。
例えばデカ盛りが売りのラーメン屋さんだったら20代〜30代の男性に来て欲しいとか。
漠然と「沢山の人に来て欲しい!」より「ガッツリ食べたい若い男性を満足させるラーメンを提供したい!」の方が結果的に流行る店になりそう、というのは感覚的にご理解いただけるお話しではないかと思います。
ホームページを作る際にも、ここをしっかり考えてから作りましょう。というお話になります。
当たり前の話のように感じられるかもしれませんが、実際私の実体験からいくと、ホームページを作成する際にここをあまり意識していないお客様がかなり多かったです。ほぼ決まっていないか、決まっていても30代〜50代くらいの人に見て欲しい。といったような漠然としているケースが多かったです。
自作にせよ、外注にせよ、ここがある程度明確になっているか、いないかで、ホームページの出来はかなり変わってきます。
ちなみにこの仮想のお客様を作り、これをエクセル等で可視化したものを「ペルソナシート」と呼びます。
今回はペルソナシートの詳細な説明は省きますが、Googleで検索していただければ詳しい説明が沢山出てきますので、興味のある方はぜひ調べてみてください。
ホームページを見て欲しい相手のイメージを掘り下げる
次にホームページを見てもらいたいかを具体的に掘り下げていきます。
今回はこのままガッツリ系のラーメン店を例に、お客様のイメージを少し掘り下げてみます。
年齢・性別 | 27歳・男性 |
住まい | 東京都小平市 |
家族構成 | 上京をして一人暮らし |
職業 | 機械メーカーで営業職 |
ライフスタイル | 営業職のため、ランチに外食が多い。 その際にラーメン店をよく利用する。 こってり系のラーメンが好み。とにかくガッツリ食べたい。 |
例えばこんな方をメインターゲットとして考えたとします。
本当は「なぜ自社のサービスがこの人に必要なのか?」を掘り下げ、もっと具体的に作るのですが、便宜上今回はざっくりとしたものにしております。
ただこれだけ掘り下げただけでも「若い男性向けのスタイリッシュなデザインにしよう」「一人で気軽に来れるよう、カウンター席が充実していることをアピールしよう」「平日ランチはセットメニューを充実させて、がっつり食べられるお店であることをPRしよう」等の仮説を立てた方向性を打ち出すことができます。
たったこれだけの情報でも、ただ漠然とそれらしい感じで作成をするより、雲泥の差になると思います。
ちなみにこの仮説は最初から100%合っている必要はありません。どんどん修正していってOKです。
むしろ最初から正解を出す方が難しいと思います。
簡単な更新・修正は自分でできるようにしておく
ですが仮説を修正し、ホームページを変更、追加をしたいとなった場合、ホームページ制作を外注にしていると都度修正依頼を出し、都度料金が発生するということもあり得ます。
そのため、外注でホームページを作成する場合には、簡単な修正や更新や自分でできるよう、方法を外注先に予め教えてもらうといいと思います。
その際、文章の変更等の簡単な変更でも何かと料金を取ろうとする業者はやめておきましょう。
ホームページはしっかり手入れをして育てていってこそ、その真価を発揮します。
ちなみにぼくの場合、更新や修正方法はお伝えした上で、簡単な文章変更や写真の追加は無償でやらせていただいています(あまりにも頻度が多いと料金をいただく場合もあります)
まとめ
ホームページを外注するにせよ、自作するにせよ「自社のサービスをどんな人に届けたいのか」「誰のどんな悩みを解決したいのか」お客様の目線になって徹底的に掘り下げましょう。
偉そうに言ってますがぼくもまだまだ日々仮説を立てながら修正を繰り返しています。
楽な道ではありませんが、ホームページはしっかり活用すればあなたのビジネスを強力にサポートしてくれるツールになります。
言い換えれば、楽ではないからこそ、簡単には真似できず、他社との差別化ができて強力なツールとなってくれるのです。
あなたのホームページが、あなたのビジネスの強力なサポートツールとなるための、何か少しでもヒントになれば幸いです。
それではまた!