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カウンセラーが自分でホームページを作る際のポイント5つ

仕事柄、日々様々なカウンセラーさんのホームページを見させていただいております。私の体感としては、カウンセラーさんの8割くらいはご自身で自作されたホームページをご利用されています。

ですが、「ここを変えるとぐっと良くなるんだけどな」と感じるホームページがほとんど。
かといって外注するほど予算をかけられない、という方も多くいらっしゃると思います。

そこで今回は、カウンセラーさんが自分でホームページを作る際に最低限押さえておくべきポイントをプロがご紹介します。

今回はテクニックというよりは、もっと根本的なところをご紹介します。

これらを押さえずに先にテクニックを学んでも、本当にいいサイトはつくれません。まずは基本をしっかり押さえましょう。

①ちゃんと同業他社のホームページを研究する

同業他社のホームページはしっかり研究しましょう。
ここをいい加減にやってはいけません。

上位表示されているホームページはどんなデザインで、どんな情報が入っているか、どんなところが見やすい(使いやすい)か等々、様々な角度から研究をしましょう。

その上で自分が勝てそうな分野を見つけることも大切です。

「サービスの充実さでは負けない」「女性に特化したサービスを出している」「居心地のいい空間づくりは自信がある」等、しっかり調査を行った上で他社にはない強みを加えていきましょう。

参考にするサイトの数は特に決まっているわけではありませんが、ぼくがホームページを制作する際はだいたい4〜8サイトくらいをピックアップします。

「彼を知り己を知れば百戦殆からず」です。

この制作前の調査で手を抜くと実際に制作の際に大きく差がでます。

②ケチりすぎない

これはJimdoやWixでホームページを作られている方に特に多いのですが、無料プランを使用されている方が多くいらっしゃいます。

最初に試しでやるくらいならいいのですが、長年フリープランを使用しているな、というホームページもこれまで沢山見かけました。

フリープランはドメインが決まってしまうことと、サービス元の広告が表示されますのですぐにわかります。

率直に申し上げると「ものすごくチープな印象」になります。

ホームページはネット上のオフィス・パンフレットのようなものです。
高級なオフィスにする必要はもちろんありませんが、あまりにもチープな印象のオフィスやパンフレットだと「この会社大丈夫かな・・・」と思われるのが通常の感覚です。

「ホームページにそんなに力を入れるつもりがない」という方ももちろんいらっしゃると思いますが、そういう方でも、最低限有料プランくらいにはした方がいいというのが私の意見です。

JimdoやWixなら有料プランにしても、安いプランなら月額1,000円前後くらいです。あまり予算がなくても最低限の投資はしましょう。

きちんと力を入れれば十分すぎるほどのリターンが得られます。

③わかりやすさを最も重点的に考える

ホームページを作る際、デザインに目がいきがちになります。
一番目に映るものなのでそれは仕方がないのですが、実はデザイン自体はSEO(GoogleやYahoo等で上位表示させること)にあまり影響を及ぼしません。

つまりデザインの良し悪しだけでは、多くの人に見てもらえるかどうかは決まらないのです。

そもそも、デザインの知識がない人がいきなりオシャレなホームページを作るのはけっこう無理ゲーです。ぼくもホームページ制作をはじめたばかりの頃は、とてもお見せできないくらいひどいデザインでした。

デザインはセンスと思われがちですが、Webデザインはある程度ルールがあります。

なのでしっかり勉強して、経験を積めば誰でもそれなりのものができるようになります。逆に言うと素人がいきなりいいデザインをつくることは困難ということです。

見た目も大切な要素ではあるのですが、そこはまずはあまりこだわり過ぎずに、「わかりやすさ」を重視しましょう。

「専門用語を多用していないか」「どこになにがあるかわかりやすくなっているか」「文章は見やすいか(文章量や行間は適切か)」等です。

よく見かけるのは「ヘッダーにあるメニューの意味がよくわからない」「ヘッダーメニューの項目が多過ぎる」「なにがどこにあるのかよくわからない」「文字が小さすぎて見づらい」「説明が長すぎる」等です。

カウンセラーのあなたは専門知識も豊富だと思いますが、ホームページを見にくる人の多くは心理学や、カウンセリングのことをあまり知らない人です。

「どんな人が見るのか」「見た人がどう思うか」という視点を常に持ちながら制作していきましょう。

④顧客が欲しい情報を考え抜く

これは過去記事反響があるホームページとないホームページの違いでも説明しているので詳細はそちらを見ていただきたいのですが、要は自分が載せたい情報をただ載せているというケースが見ていて本当に多いです。

自分がクライエントの立場だったらどんな情報がほしいか、何を知りたいか、しっかり考え抜いて制作をしましょう。

⑤写真はできる限りこだわる

写真がホームページに与える印象はとても大きいです。それほど視覚情報にはインパクトがあります。

なので写真はできる限りはこだわりましょう。

実際かなり解像度が荒くてぼやけた写真や、全てフリー素材を使用しているケースがかなり多いです。
なかには「この写真かなり前のやつだな・・・」と一目でわかるものを使用されてるケースすらあります。

今はスマホでも高画質の写真が取れます。いいカメラまで用意する必要はありません。
加えて、加工が可能な方はメインビジュアル(トップページのメインの写真)だけでも明るさなどは加工しましょう。

フリー素材は全く使うなという話ではもちろんありません。かくいうぼく自身もよく使用しています。
ですが最低限メインビジュアル、プロフィール写真、オフィスの写真等はしっかり自前で用意しましょう。

フリー素材は見るとすぐにわかります。全てをフリー素材にしてしまうと、「想い」がどうしても感じにくいサイトになってしまいます。

顔写真を載せたくない方は無理に載せる必要はありませんが、最低限のポイントは自前の写真を使いましょう。

まとめ

様々口うるさいことを述べてきましたが、ホームページ制作も一言で表すと「お客様が求めているものを提供する」という一点に尽きます。

カウンセラーだけでなく、全てのビジネスの基本であり最も大切なことです。

実際カウンセラーの皆様は多くのクライエントの気持ちに寄り添ってきたと思います。いわば相手の立場に立って考えるスペシャリストです。

それをホームページにも生かしていけばいいだけです。

これは実際は言うほど簡単ではありませんが、「なんとなく作ったホームページ」と「お客様のことを考えて作ったホームページ」は本当に雲泥の差があります。

本当にいいホームページはお客様への気配りが随所に見られます。

あなたがもしホームページで集客をしたい、お客様に安心感・信頼感を持ってもらいたい、と思うのであれば今回の内容を意識してつくってみてください。間違いなく「想い」が乗ったいいホームページになると思います。

今回の記事が何か少しでもホームページ制作のヒントになれれば幸いです。

それではまた!

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