自分(自社)で作ったホームページをGoogleアナリティクスで見る際のポイント8つ
こんにちは。シレオクリエイト立川です。
今回はGoogleアナリティクスでここは押さえておこう!という箇所について解説をしていきます。
Googleアナリティクスを導入したけどどう活用していいのかよくわからん!という方向けの内容となっております。
Googleアナリティクスとは
そもそもGoogleアナリティクスって何?という方のために、簡単に解説をいたします。
Googleアナリティクスとは、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。アクセス解析とは、Webサイトへのアクセス状況をさまざまな視点から分析することです。
「サイトこのページがよく見られているよ」「スマホで見てる人とPCで見てる人の割合はこれくらいだよ」「この地域の人が見にきているよ」等といったことがわかります。
要するにこれらのデータから自分(自社)のサイトの改善点のヒントとなる情報を探していきます。
【1】ユーザー属性
自社サイトに訪れているおおよその年代と性別がわかります。
ここで自社サービスを使っている人とアナリティクスのデータにずれがないかを確認します。
ずれている場合は、発信内容やコンテンツがずれている可能性があるため、見直しをしましょう。
なお、ここで注意点は、この項目は設定をしておかないとデータの収集をしてくれません。
私自身、設定をしていなくてしばらくユーザー属性のデータが収集されていませんでした。
「管理」→「トラッキング情報」→「データ収集」でGoogle シグナルで使用するデータの収集をONにし、アップグレードを忘れずに行なってください。
【2】ユーザーの地域
どの地域からのアクセスが多いのかをみることができます。
狙った地域で上位に出てこない場合は、関係のない地域で広告を出してしまっている等の、集客方法が間違っている可能性があります。
ただし、スマートフォンでWiFiを利用していないユーザーが多い場合は、制度が落ちるのでご注意ください。
【3】ブラウザとOS
ユーザーがどの環境でサイトを見ているのかを確認できます。
Chromeで見ているのか、edgeで見ているのか、safariで見ているのかといったことがわかります。
自分が見ている環境で同じようにユーザーが見えているとは限りません。
iOSのアップデートやWindowsの新OSが出た場合などは頻繁にチェックしてどの程度広がっているかを確認をしましょう。
【4】モバイル比率
スマホで見ているのか、PCで見ているのかといった、デバイス全体の比率の確認に使います。OSではちょっと細かいという場合に便利です。タブレットは増える気配がないため、気にする必要はないでしょう。
ちなみに「デバイス」をチェックすると、モバイルデバイスで何の機種で見られているかまで確認ができます。
【5】参照元/メディア
ここは必ず見ておきたいポイントになります。
広告経由でどれくらいきているのか、自然検索でどれくらいきているのか、SNSからどれくらいきているのか等を知ることができます。
「参照元」はGoogleなどのWebサイト、「メディア」のorganicは検索、directはブックマークやアドレスを直接入力からの訪問やアプリからの訪問などで、referralは他のウェブサイト経由であることを意味します。
通常はorganicからの訪問が多く、ブログなどで紹介されることがあればreferralが多く、SNSを頑張っていればt.co/referralが多くなります。
新しいコンテンツをアップしたり、ページの内容を大幅に書き加えたとき等はまめにチェックしておきましょう。
【6】参照サイト
referralだけを見ることができるレポートです。
参照元をクリックすると一部の詳細なURLがわかります。
参照サイトで自社のコンテンツがどのように紹介されているのかを確認しておきましょう。
良いこともあれば悪いことも書いてあるため、商品やサービスの改善に役立ちます。
【7】コンテンツごとのページビュー
どのページが見られているかを見るレポートです。ほとんどの企業ではトップページになっていると思います。
ここでは「離脱率」に特に注目してみてみましょう。
離脱率の目安は30%程度になります。
ちなみに、離脱率が高いと問題なのが、お問い合わせなどの完了画面です。
自動返信メールが届いていない場合の注意や、サンプル提供などのちょっとした告知をしておくと見てもらえる可能性が高いページだからです。
逆に、トップページは締めに見られることが多く、会社概要やアクセスのページはそこで完結するため、離脱しても問題ないです。
【8】ランディングページ
こちらでは直帰率を見ておきましょう。
長文記事をじっくり読んで離脱しても、数秒で離脱しても直帰となるため、直帰=悪ではないことに注意してください。
まとめ
以上がGoogleアナリティクスでまず押さえておくポイントになります。
もちろん測定できる項目はこれだけではありません。しかし最初から全部覚える必要はなく、実際ほとんど使用しない項目も少なくありません。
また、今回あげた8つの項目全てを最初から完璧にチェックする必要もありません。あなたのビジネスに合わせて、必要な項目を活用していただければと思います。
データはあくまでビジネスに生かすためのツールに過ぎず、ここからどうゆう「改善案」を自分たちで考え出すかが重要になります。
今回の記事がGoogleアナリティクスを使う一助になれば幸いです。
それではまた!