内部SEOとは?ホームページを作る際に必要なSEO対策のポイント
こんにちは。シレオクリエイト立川です。
SEOという単語はご存知の方も多いかと思いますし、当ブログでも過去に何度も登場している単語になります。
これは簡単に言うと、GoogleやYhaoo等の検索サイトでサイトを上位表示させる施策になります。
このSEOには外部SEOと内部SEOの2つがあることをご存知でしょうか?
今回はこの2つのうち、内部SEOについて触れていきたいと思います。なぜ内部SEOなのかという点にも触れていきます。
外部SEOとは?
外部サイトからの質の高い被リンクを獲得する施策が外部SEOです。
つまり、いいサイトに自社サイトのリンクを貼ってもらうということになります。
かつては被リンクを販売する手法が横行していましたが、現在ではそれは明確なGoogleのガイドライン違反となり、ペナルティの対象となるため、絶対にやめましょう。
内部SEOとは?
内部SEOとは、サイトの内部構造について実施するSEOです。
タイトルや見出しなどのタグを適切につけたり、説明文や画像のalt設定したり等、Googleが推奨するソースコードの構成などがあります。
つまり、サイトを「Googleから評価されやすい構造にする」ということになります。
今回内部SEOを取り上げた理由
外部SEOは相手があってこその施策になります。
基本的には「質の高いコンテンツ」を生み出し続けた結果、サイトの信頼性が上がり、サイトの評価が上がって獲得をしていく施策となるため、中長期的な取り組みが必要になります。
それに比べて内部SEOは、Webサイトの構造を、正しくGoogleに伝えるためのものです。
「正しく作る」ことが重要になるため、サイト制作の際にまず実行できる、もしくはすぐに自社で改善ができるものが内部SEOになるからです。
それでは実際にどんなことをすればいいのかを紹介していきます。
サイトタイトルを的確につける
ここはタイトルタグと呼ばれる箇所になります。
検索サイトで検索をすると青字で大きくでてくるサイトのタイトル箇所になります。
WordPressでいうと、管理画面の「設定」→「一般」→「サイトのタイトル」となっている箇所です。
ここはよくわからないとなんとなくタイトルをつけてしまいがちですが、とても重要な箇所なので、よく考えてつけましょう。
ポイントとしては、
・対策キーワードを含める
・文字数を20〜30文字程度に収める
・できるだけ先頭に対策キーワードを含める
・ページの内容を明確に表現する
・特定のワードを何度も含めない
・単語の羅列はしない
といったものがあります。
ちなみにタイトルタグが長すぎると、検索結果に出た際に省略されてしまったり、途中で途切れてしまうことがあります。
実際にぼくはタイトルが長すぎてGoogleに変な略され方をしてしまい、パッと見なんのサイトなのかわからなくなってしまった経験があります。
また、社名やサービスの他に、ビジネスを展開する地域を入れたい場合など、複数のワードを入れたい場合は「 | 」で区切りを作るのもアリです。
サイト説明文を的確につける
meta description(メタ ディスクリプション)と呼ばれる箇所になります。
webサイトの内容を100文字程度で説明した文章になります。検索結果画面のタイトル下に記載されます。
この文章を見てサイトをクリックしたという方も多いのではないでしょうか?
ユーザーの目に留まる非常に大事な箇所です。
WordPressでいうと、管理画面の「設定」→「一般」→「サイトのキャッチフレーズ」となっている箇所です。
ここでのポイントは下記の通りになります。
・文字数は120文字程度に収める
・対策キーワードを冒頭部分に含める
・言いたいことを、本当に大切なことに絞る(あれもこれもアピールしすぎない)
・サイトの特徴がすぐにわかる表現にする(周りくどい説明をしない)
・特定のワードを何度も含めない
・単語を羅列しない
また、「カフェの集客で悩んでる方のためのサービスです」のように、ターゲットとなるユーザーを具体的に記述することで、ユーザーが自分に適したコンテンツであると感じ、クリック率向上が期待できます。
見出しを正しく使う
これはhタグと呼ばれるもので、h1~h6まであります。
「h1」が一番大きな見出しになり、「h6」が一番小さな見出しになります。
内部SEO対策では特に「h1」を意識することになります。
気を付ける点としては、以下の通りです。
・対策キーワードを含める
・特定のワードを何度も含めない
・構造を意識して使う
・他のページと重複させない
構造を意識してつかうというのは、大見出しでh1を使い、そのの中に中見出しにh2タグを使い、さらにその中の小見出しにはh3を使うといったイメージです。
イメージ的には下記の図ような形になります。
余談ですが、ぼくは実際の制作現場でh5とh6タグは使ったことがありません。
基本的にはh4までで十分ではないかと思います。
画像に説明文をつける
これはalt属性と呼ばれるもので、画像の説明を入れる箇所になります。
検索エンジンは画像の内容を認識することが出来ないため、テキストの情報としてその内容を説明する必要があります。
alt属性を適切に設定することは、検索エンジンに画像の情報を適切に伝えることになるので、内部SEO対策キーワードとの関連性も意識しつつ設定していきましょう。
WordPressでいうと、画像を挿入する際、右側に出てくる「代替テキスト」とある箇所になります。
スマホ対応にする
この点は過去のブログでも何度も説明をしてきました。
何度言っても言い足りないくらい重要な箇所です。というか現代のサイトにおいては必須項目です。
もし非対応の場合はすぐに対策をしましょう。
ご自身での制作が難しい場合は、CrowdWorks、Lancers、ココナラなどのクラウドソーシングでリーズナブルに請け負ってくれる方も沢山いらっしゃいます。
パンくずリストの設置
パンくずリストは、Webサイトの階層構造を表すリンクになります。
特にページ数や、ページの階層が多いサイトでは、ユーザーがWebサイト内のどこにいるか迷ってしまいやすいため、パンくずリストを設置することで、各ページの階層構造を把握しやすくなりますし、迷子になりにくくなります。
これは、ユーザーだけではなく、検索エンジンにも伝えられることなので、パンくずリストを設置することで、検索エンジンにもWebサイトの構造を適切に伝えることが出来るようになります。
ちなみにぼくがWordPressでパンくずリスト導入の際はプラグインを使用しています。ぼくが使っているのは「Breadcrumb NavXT」というプラグインになります。
コードの記述も必要になるため、自信がない方はクラウドソーシング等を活用して外部委託をすることをオススメします。
サイト内での適切なリンクの設置
同じサイト内でリンクをつけることを指します。
この内部リンクの構造により、Googleがページの優先度を理解することができます。また、クローラーが回遊しやすい構造もとても重要なSEOの指標となります。
内部リンクを最適化すれば、サイトの評価が上がり、検索上位にサイトを表示できる効果があります。
例えばサービス紹介のページで、サービスの内容を説明した下に、「無料相談をする」というボタンを設置したり、「料金表を見る」というリンクをつけたりすることなどが該当します。
むやみやたらにリンクをつければいいというものではなく「どうしたらユーザーが使いやすいか」という視点を常に持っておくことが大切になります。
リンク切れのページがないか
サイトに設置しているリンク先にアクセスできなくなっている状態をリンク切れと言います。
URLの表記を誤っていたり、リンク先のコンテンツが削除されてしまっていたりすることで生じ、リンク切れが多いとSEOに悪影響を及ぼす可能性があります。
こちらはツールを使って確認ができます。
ぼくは「takotubo.jp」のリンク切れチェックツールというツールを活用しています。
リンク切れをチェックするページURLを入力して「Check!」ボタンを押せば、「リンク切れの有無」「リンク切れのリンク先URLとアンカーテキスト」「リンク一覧」が自動で取得されます。こちらはブラウザ上で簡単に使用することができます。
サイトの表示スピードは遅くないか
あなたのサイトの表示スピードはいかがでしょうか?
表示スピードが遅いとSEOの評価が下がるだけなく、せっかくサイトに訪れてくれたユーザーの離脱の原因にもなります。
数秒経っても表示されないサイトで閲覧をやめたことはありませんか?
これは重大な機会損失となるため、表示速度が遅い場合は早急に改善しましょう。
まずはGoogleのサービスであるPageSpeed Insightsを使用し、サイトのスピードを測定します。
点数が50点未満はの場合は、すぐに改善した方がいいと思います。
ちなみに速度の改善が必要な場合、下記のような対策があります。
・jpeg,png等の画像ファイルを、WebPなどに変更する
・画像ファイルを圧縮する(WordPressであれば画像圧縮のプラグインを活用する)
・webフォントの利用を見直す
等があります。
こちらもご自身で対応が難しい場合は、プロに相談をしましょう。
まとめ
以上内部SEO対策について見てきました。
これらはweb制作のプロから見ると当たり前の内容がほとんどですが、ご自身で自社サイトを制作される場合は、全て把握できてる、という方は多くないのではないかと思います。
ですがこれら1つ1つは決して難しいことではありません。
まずできるところから改善をしていただき、自分では対応が難しいところはプロに依頼をするといった対策をとることで、しっかり効果がでます。
あなたのサイトがより良くなるための一助となれば幸いです。
それではまた!