【当てはまる人は要注意】様々なネットショップ制作を通して感じたネットショップ運営に失敗する人の特徴4選
こんにちは。シレクリ立川です。
ぼくは現在、フリーランスのwebデザイナー、webマーケターとして、ホームページやネットショップの制作、運用のご支援をさせていただいております。
ネットショップ制作はカラーミーショップに特化しており、過去にいつくもの制作を手がけてきました。
そんな中、残念ながら過去のお客様でも現在はショップを閉鎖されてしまった方も一定の割合でいらっしゃいます。
そんな経験を踏まえて今回は、ぼくが今まで携わらせていただいたネットショップの中で、その後の運営がうまく続かなかった方の共通点を上げていきたいと思います。
あくまで個人の経験に基づく主観になりますので、予めご了承ください。
【1】熱意やビジョンがない or 弱い
まず第一に一番多かったのはこん点になります。これが全てといっても過言ではありません。
ぼく自身、自分でネットショップの開設・運営経験があるためよくわかりますが、なんとなくはじめてみたものの、強い想いやビジョンはないし、何をどうしていいかもよくわからないというのは決して珍しいケースではありません。
しかし大切なのはそこから「誰にどんな価値を届けたいのか」「誰を喜ばせたいのか」を試行錯誤し続ける必要があります。
例えば自分がネットショップではなく、リアルな店舗を出店したとして、内装や外装を業者に「なんとなくいい感じにしておいて」とは絶対言わないですよね。
自分の大切なお店だし、当然コストもかかるからです。
それがネットショップになると、とりあえずお任せします。という方が一定数いらっしゃいます。
リアルの店舗に比べてコストが圧倒的にかからないことも大きいとは思いますが、それではうまくいくものもうまくいくはずがありません。
【2】ショップの情報があまり更新されていない
この点は正直ほぼ100%共通していらっしゃいました。
ぼくは過去に携わらせていただいたショップは、ことあるごとに度々覗かせていただくのですが、うまくいっていないショップの共通点は、とにかく情報の更新があまりされないです。
商品情報、お知らせ、セール情報、ブログ等々、情報発信をして、ショップに人を集める方法はいくらでも存在します。
それらを怠り、いつ見てもショップがあまり変化していないというケースがかなり多くありました。
【3】制作者任せにする
これは前述の熱意やビジョンがないという話にもつながってくるのですが、何をどうしていいかわからないから、制作者に丸投げをするというパターンです。
わからないことが悪いということではもちろんありません。
ただ、「こんな人に見て欲しい」「こんな人に商品を買ってほしい」というのもかなり曖昧なまま、とりあえずショップのデザインを変えたいというケースです。
その場合はもちろんどんなショップにされたいのかをオーナー様と一緒に考え、ご提案をしますが、結局制作者はどう頑張ってもオーナー様以上にそのショップに情熱を注ぐことは不可能です。
こういったケースの場合、最終的には運営がうまくいかなくなるケースが多かったです。
【4】デザインを変えれば売上が上がると考えている
ネットショップをはじめてみたものの、ほとんど売れないのでデザインのリニューアルを検討している、という相談をごく稀にですがいただくことがあります。
そういったケースの場合は、デザインを変更しても売上は上がらないと率直にお伝えさせていただいています(実際はもっとやんわりお伝えします)
もちろんデザインを変更すれば、UI/UXが向上し、売上アップにつながることはあります。
しかしこのケースの場合、それ以前の段階のお話しになります。
それ以前に
- 商品のラインナップは充実しているか
- 他店との違いを打ち出せているか
- 情報発信をきちんと行なっているか
等々、やるべきことは数多くあります。
ぼく自身何もわからない状態からネットショップを立ち上げ、毎日ひたすら商品登録や情報発信をしつづけ、初の売上を立てるまでに丸2ヶ月間かかりました。
そのため、初期の全然売り上げが上がらない苦しさはよくわかります。
こういったケースの場合、デザイン以前にやることがあるため、デザインで解決できることはかなり限定的になります。
まとめ
今回この記事を読まれた方は「何を当たり前のことを」くらいに思われた方もいらっしゃると思います。
ですが、実際の制作現場でこれらを認識されていない方と遭遇するケースが案外多かったため、今回まとめてみました。
様々厳しい意見も申し上げてきましたが、ネットショップであろうとリアルの店舗であろうと、運営をする以上はそのお店の全責任を担うオーナーであり、運営を成功させられるかどうかは最後はオーナー自身にかかっています。
少しでも、あなたのネットショップ運営の何か参考になれれば幸いです。
それではまた!