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【目的別でわかりやすく解説】Web集客の強化に!自社で使えるおすすめツール13選

「Web集客を強化したい」

「Web集客をもっと効率的にしたい」

そんなお悩みを持つの方も多いのではないでしょうか?実際私も過去に幾度となく考えたことがあります。

実際にWeb集客には必須のツールや、強力なサポートとなるツールは数多くあり、私の業務も日々そんなツールたちに大いに活躍してもらっています。

そこで今回は、Web集客に役に立つ、おすすめのを厳選してご紹介します。

ジャンル別にご紹介しますので、目的に合わせて必要なものから導入してみてください。

Web集客ツールの選び方【3つのポイント】

Web集客ツールは多種多様ですが、「何を基準に選べばいいのか分からない」という方も少なくありません。

そこで、導入前に確認しておきたい3つのポイントをご紹介します。

1. 自社の目的に合っているか

まず大切なのは、「何のためにツールを使うのか」を明確にすることが大切です。

新規の見込み客を集めたいのか、既存の訪問者を成約に繋げたいのか、リピーターを育てたいのか。

目的によって選ぶべきツールは変わります。

例えば、検索からの流入を増やしたいならSEOツール、サイトの使い勝手を改善したいならヒートマップツールなど、目的を起点に選定しましょう。

2. 操作が簡単であるか

専門的な知識がない方でも扱える操作性は、非常に重要なポイントです。

専門知識がないと扱いが難しいツールでは、導入したもののほとんど使わなかった、という事態になりかねません。

直感的なインターフェースで、少し慣れてしまえばある程度使えるようなツールであれば、社内にWeb担当がいなくても十分活用できます。

日本語UIがあるか、サポート情報が充実しているかなども確認しておきたいポイントです。

3. サポートや導入支援があるか

特にツール導入初期は、何かトラブルが起きたときにすぐ相談できる体制が整っているかどうかは案外大切なポイントになります。

チャットサポートやメール対応、日本語マニュアルの有無など、「導入したけど使いこなせなかった」という事態を避けるためにも、サポートの充実度は確認しておきましょう。

1. アクセス解析・行動分析ツール3選

まずはじめにアクセス解析・行動分析ツールを3つご紹介します。

Webサイトに訪れたユーザーが「どこから来て」「どんな行動をし」「どこで離脱したのか」を把握することは、Web集客の第一歩です。

このジャンルのツールを使えば、数字や視覚情報から自社サイトの課題や改善点が見えてきます。

Google Analytics(GA4)

引用:https://developers.google.com/analytics?hl=ja

Google Analytics

Googleが提供する無料のアクセス解析ツールで、ユーザーの訪問数・滞在時間・コンバージョンなどを詳細に分析できます。

また、Google広告やSearch Consoleとの連携によって、広告の効果測定や検索流入との相関を可視化できる点が大きな強みです。

操作には少し学習が必要ですが、導入しておくことで、中長期的なマーケティング戦略の要として非常に心強い存在となります。

Microsoft Clarity

引用:https://clarity.microsoft.com/

Microsoft Clarity

Microsoftが提供する完全無料のアクセス解析ツールで、ユーザーのマウスの動き、スクロール、クリック、離脱などをセッションごとに録画して確認できるのが最大の特長です。

ページごとのヒートマップも自動生成され、どの箇所に注目が集まり、どこで離脱しているのかを直感的に把握できます。

GA4と違い、設定が非常に簡単で、分析画面も視覚的に優れているため、Web初心者でもすぐに活用できます。

しかも録画・ヒートマップともに件数制限なく利用可能で、費用をかけずに改善に取り組みたい方におすすめです。

Ptengine

引用:https://www.ptengine.jp/

Ptengine

多機能型のアクセス解析ツールで、ヒートマップやスクロール解析に加え、コンバージョンファネル分析、A/Bテスト、フォーム離脱率分析など、マーケティング改善に必要な機能が豊富に揃っています。

特に注目すべきは、視覚的でわかりやすいUIと、改善アクションに直結するレポート機能です。

アクセス解析の数字だけでなく「なぜ成果が出ていないのか」を可視化してくれるため、Web担当がいない企業でも改善の方向性を掴みやすいのが魅力です。

無料プランでは測定できるページは1ページのみで、月間3,000PVまで等の制限がありますが、まず試してみるには十分な内容です。

ツール名無料プラン特徴
Google Analytics(GA4)Web解析の定番。無料で高機能だが慣れが必要
Microsoft Clarity録画・ヒートマップが無料。初心者にやさしい
Ptengine△(無料版は1サイト1ページのみ)視覚的に分析でき、A/Bテストも可能

2. SEO・キーワード調査ツール3選

検索エンジンからの流入を増やすためには、ユーザーが実際にどのようなキーワードで検索しているのかをまず把握することが重要です。

SEO・キーワード調査ツールを活用すれば、ニーズに合ったコンテンツ制作が可能になり、検索結果での上位表示につながります。

Googleキーワードプランナー

引用:https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

Googleキーワードプランナー

Google広告に標準搭載されているキーワード調査ツールで、任意のキーワードに対して検索ボリューム、競合性、関連語などを数値で確認できます。

信頼性の高いデータを基にコンテンツ戦略を立てたい人には、非常に価値のあるツールです。

広告出稿も視野に入れている場合は必ず導入した方がいいと言っても過言ではないツールです。

使用するにはGoogle広告のアカウントが必要になるため、Googleキーワードプランナーだけを使いたい場合は誤って広告を出稿しないよう注意が必要です。

ラッコキーワード

引用:https://rakkokeyword.com/

ラッコキーワード

シンプルかつ無料で使える日本発のキーワード調査ツール。

検索ボックスにキーワードを入力するだけで、Googleサジェスト(検索候補)を一覧で表示してくれます。

ユーザーが実際に入力している言葉を瞬時に可視化できるため、ブログのネタ出しやタイトル設計にも最適。

複雑な設定も必要なく、SEO初心者でも迷わず使える点が高く評価されています。

先述したGoogleキーワードプランナーと合わせて使うのがおすすめです。

Ubersuggest

引用:https://neilpatel.com/jp/ubersuggest/

Ubersuggest

SEOの巨匠・Neil Patel氏が開発したSEO支援ツールで、日本語にも対応しています。

検索ボリューム・競合性・関連キーワードの提案だけでなく、競合サイトがどんなキーワードで流入を得ているか、どんな被リンクを持っているかなどを可視化できるのが特長です。

さらに、サイト監査機能やSEOスコアの計測も可能で、SEO戦略全体を一元的に支援する“オールインワン型”ツールです。

料金体系は月額制で、無料版は存在せず、有料プランには7日間の無料トライアルが付いています。

操作画面は視覚的でわかりやすく、SEOツールに初めて触れる人でも直感的に使いやすい設計です。

ツール名無料プラン特徴
Googleキーワードプランナー△(Google広告のアカウントが必要)検索ボリュームや競合性を確認可能
ラッコキーワード関連キーワードを一括取得可能
Ubersuggest△(7日間の無料トライアルあり)競合調査もできるオールインワンSEOツール

3. 広告運用ツール1選

Web広告は、即効性のある集客手段として非常に有効です。

ただし、適切な設定と運用が求められるため、専門知識がない場合は「やってみたけど効果が出ない」と感じてしまうことも少なくありません。

そんなときに頼れるのが、操作性に優れた広告運用支援ツールです。

Shirofune(シロフネ)

引用:https://shirofune.com/

Shirofune

Shirofuneは、Google・Yahoo・Facebook広告などの主要な広告媒体を一元管理し、自動運用まで対応できる日本製の広告運用ツールです。

複雑な入札設定や最適なキーワード選定、広告文の改善などをAIが自動で行ってくれるため、広告運用に不慣れな方でも安心して始められます。

「広告代理店に依頼するほどの予算はないけれど、自分で管理するのは不安」という方にぴったりのツールです。

UIも直感的で、操作もわかりやすく、データの可視化やレポート出力機能も充実しています。

無料トライアル期間が2ヶ月間あるため、使い勝手や効果を、実際に使用しながらしっかり見極めることができるのもポイントです。

ツール名無料プラン特徴
Shirofune(シロフネ)△(2ヶ月間無料トライアル)広告運用を自動化・一元管理可能

4. SNS投稿・分析ツール2選

SNSは、無料で始められる手軽な集客手段として多くの企業が活用してます。

しかし、運用の手間や継続性、効果測定の難しさから、思うように成果が出ないケースも少なくありません。そこで役立つのが、投稿の予約や分析ができるSNS運用支援ツールです。

SocialDog

引用:https://social-dog.net/ja/

SocialDog

X(旧Twitter)の運用に特化した日本製のSNS運用ツールで、予約投稿、フォロワー管理、キーワードモニター、投稿の効果分析などが可能です。

とくに、毎日手動で投稿する手間を省ける予約投稿機能や、フォロワー数・エンゲージメントの推移を自動でグラフ化できる分析機能が人気です。

インターフェースが非常にわかりやすく、SNSに不慣れな人でも直感的に操作できます。

複数アカウントの一元管理も可能で、業務アカウントと個人アカウントの併用にも最適です。

無料プランもあるため、まずはお試しで使ってみたい人にもおすすめです。

Posty(ポスティ)

引用:https://www.lunasol.co.jp/posty

Posty

InstagramやLINEなど複数SNSに対応した投稿予約ツールで、視覚的なスケジュール管理機能や画像付き投稿のサポートなど、実務で必要とされる機能がしっかり備わっています。

SNSごとの管理画面にログインする必要がなく、すべての投稿管理を一括で行えるため、運用の効率化に大きく貢献します。

Instagram運用が中心の企業や、キャンペーン投稿を事前にまとめて準備したい場合に特に効果的です。

ツール名無料プラン特徴
SocialDog○(一部制限あり)X(旧Twitter)専用。分析と自動化が強い
Posty△(14日間の無料トライアルあり)InstagramやLINEの投稿予約が可能

5. メール・LINE配信(MA)ツール選2選

見込み客との関係を深め、成約やリピートにつなげるためには、継続的な情報提供が欠かせません。その手段として効果的なのが「メール」や「LINE」を活用したマーケティングオートメーション(MA)です。

定期配信やステップ配信、セグメント配信を仕組み化できるツールを導入することで、少ない工数でも効率的に顧客との関係構築が可能になります。

Lステップ

引用:https://linestep.jp/lp/01/

Lステップ

LINE公式アカウントと連携し、ユーザー属性に応じたセグメント配信、ステップ配信、条件分岐を用いたパーソナライズ配信が可能なマーケティングツールです。

LINEの高い開封率・到達率を活かして、スマホ世代のユーザーにダイレクトに情報を届けることができます。

また、予約・申込管理やリッチメニューのカスタマイズ、顧客対応の自動化など、業務改善ツールとしての側面も兼ね備えており、美容・教育・士業などさまざまな業種で導入が進んでいます。

サポート体制も充実しており、LINEマーケティング初心者でも安心して始められます。

MyASP(マイスピー)

引用:https://myasp.jp/

MyASP

メールマーケティングに特化した国産のオールインワン配信ツールで、ステップメールの作成・配信、登録フォームの設置、会員サイトの構築、決済連携まで幅広い機能に対応しています。

とくにステップメールの設定が簡単で、シナリオ型で分岐もできるため、初心者でもすぐに使いこなせるのが魅力です。

また、メール配信にありがちな「届かない問題」にも強く、大量配信にも耐えられる高い到達率と安定性を誇ります。

セキュリティ・サポート体制も整っており、個人事業主から中小企業まで幅広い業種で導入実績があります。

登録フォームや会員管理機能を使って、セミナー申し込み・無料相談受付・有料コンテンツ販売など多様な集客モデルに対応できるため、ビジネスの拡張性も高いです。

ツール名無料プラン特徴
LステップLINEのセグメント配信と自動化が可能
MyASP×(有料)ステップメール、登録フォーム、会員管理、決済連携まで対応。安心の国産MAツール

6. チャット・問い合わせ対応ツール2選

Webサイトを訪れたユーザーが「ちょっと聞きたい」と思った瞬間に質問できる環境があると、離脱を防げるだけでなく、信頼感もアップします。

また、問い合わせ対応を効率化できれば、社内の負担も軽減できます。

ここでは、チャットボットや問い合わせ管理を自動化・効率化するツールをご紹介します。

チャネルトーク

引用:https://channel.io/ja

チャネルトーク

Webサイトにチャット機能を簡単に設置できる国産ツールで、LINEやInstagramとも連携可能。

問い合わせをリアルタイムで受け付けられるだけでなく、見込み客との関係構築にも活用できます。

無料プランでも基本機能が使え、導入もシンプル。Web接客を始めてみたい企業に最適です。

Zendesk(ゼンデスク)

引用:https://www.zendesk.co.jp/

Zendesk

世界的に導入が進んでいる問い合わせ管理ツール。

メール、チャット、SNSなどマルチチャネルの問い合わせを一元管理できるのが大きな特長です。

FAQページの構築やチーム対応にも対応しており、問い合わせが多い中小企業やサポート体制を強化したい企業におすすめです。

14日間の無料トライアルがあります。

ツール名無料プラン特徴
チャネルトークLINE・Instagram連携可能。接客チャットに強い国産ツール
Zendesk△(14日間トライアルあり)問い合わせを一元管理。FAQやチーム対応にも強い

どれから導入すべき?目的別おすすめ早見表

ここまで、Web集客に役立つ6つのジャンルのツールをご紹介してきました。

今回ご紹介したツールを目的別に整理すると以下のようになります。

「アクセスを分析したい」「SNSを強化したい」など、目的に合わせて優先順位をつける参考にしてください。

目的おすすめツール
アクセスを分析したいGA4 / Clarity/Ptengine
検索対策をしたいキーワードプランナー / ラッコキーワード/Ubersuggest
広告を効率化したいShirofune
SNS投稿を自動化したいSocialDog / Posty
見込み客を育成したいLステップ / MyASP
問い合わせ対応を自動化したいチャネルトーク / Zendesk

まとめ

Web集客は「やることが多すぎて、どこから手をつけていいか分からない」と感じがちですが、適切なツールを選ぶことで大きく効率化することができます。

まずは、自社の課題に合った1〜2個のツールを導入し、実際に手を動かしてみることから始めてみてください。

社内にWeb担当がいなくても、ツールの力を借りれば、仕組みとしての集客を自分たちの手で構築することが可能です。

ツールの力を借りて、自社のWeb集客を「仕組み化」していきましょう。

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