Web集客の成功事例|最初からうまくいかなかったから見えた、成果につなげる進め方

公開日: 2026年8月28日
更新日: 2026年8月29日
Web集客の成功事例というと、
「SEOを始めたら問い合わせが3倍になった」
「広告を改善したら売上が大きく伸びた」
といった、きれいな成功ストーリーを目にすることが多いと思います。
もちろん、そうした結果が出ることはあります。
ただ、私自身がこれまでWeb集客を支援してきた経験を振り返ると、最初に考えた施策が、そのまま順調に成果につながったケースはむしろ少ないです。
「広告を出してみたけれど、思ったような成果が出なかった」
「アクセスは増えたけれど、問い合わせにつながらなかった」
良いと思って始めた施策を途中でやめたこともあります。
それでも、小さく試し、結果を見て、改善する。
この積み重ねによって、試行錯誤の結果、最終的に大きく成果が伸びる、というのが私の結論です。
今回は、約2年で会員数1万人規模まで成長した新規サービスのWeb集客を例に、私がWeb集客で大切にしている考え方について書いてみたいと思います。
ご相談いただいたときは、立ち上げたばかりでほとんど認知がなかった
ご相談いただいたのは、新しいアプリを立ち上げたばかりの企業でした。
サービス自体が新しく、当然ながら世の中での認知もほとんどありません。
企業側でも自分たちで広告を出していたものの、思うような成果につながらず、Web集客についてご相談いただきました。
立ち上げ直後だったため、サービス名の認知や指名検索はほとんどありませんでした。
そもそもユーザー自身が「こういうサービスがある」と知らない段階です。そのため、最初から「この方法なら間違いない」と言える状況ではありませんでした。
そのため、まずはいくつかの方法を小さく試しながら、どこに可能性があるのかを探していく必要がありました。
最初に試したアプリ広告では、ダウンロード後の利用に課題があった
最初は、大きな予算を使うのではなく、比較的少額からアプリ広告を試しました。
アプリ広告なので、広告から直接アプリのインストールにつなげることができます。
実際、広告を出すことで会員数そのものは少しずつ増えていきました。
ただ、しばらく運用していると別の問題が見えてきました。
ダウンロードはされるものの、その後に十分使われていない。
という状態です。
数字だけを見れば「アプリのダウンロード数が増えた」という成果になります。
しかし、サービス側からすれば、ダウンロードしてもらうこと自体が最終目的ではありません。
実際に使ってもらい、サービスの価値を感じてもらう必要があります。
ここで、
「インストール数を増やすことだけを追いかけても意味がないのではないか」
と考えるようになりました。
「まずサービスを理解してもらう」ために検索広告へ切り替えた
そこで、広告の考え方を変えました。
アプリ広告から直接インストールしてもらうのではなく、まずWebサイトを見てもらう。

検索
↓
広告
↓
LP
↓
サービス内容を理解
↓
納得した上でアプリを利用する
という流れです。
そのため、検索広告を中心とした運用へ切り替えていきました。
ここで重要だったのは、「検索広告の方がアプリ広告より優れている」ということではありません。
そのサービスの場合、ユーザーにまずサービス内容を理解してもらう必要があるのではないか、と考えたことです。
広告媒体を選ぶこと自体が目的なのではありません。
ユーザーがどのような状態でサービスを知り、使い始めるのが良いのか。
そこから逆算して、広告の方法を変えていきました。
\ Web集客の実行・改善を進めたい企業様へ /
Web集客を、施策の実行から改善まで進めたい方へ
SEO・Web広告・サイト改善など、必要な施策を実行し、
数字を確認しながら継続的に改善します。
検索広告に変えたからといって、すぐにうまくいったわけではない
検索広告に変更すると、そこから一気に成果が伸びた。
……という話であれば分かりやすいのですが、実際にはそうではありません。
検索広告へ変更した後も、
- どのキーワードで広告を出すのか
- どんな広告文ならクリックしてもらえるのか
- どんなユーザーを対象にするのか
- LPで何を伝えるのか
- どこまで対象を広げるのか
など、さまざまな調整を続けました。
もちろん、成果が伸びない時期もありました。
変更した施策が思ったほど機能しないこともあります。
それでも、広告の結果を見ながら少しずつ改善を続けていきました。
その結果、サービス全体としての会員数は数千人から徐々に増え、5,000、7,000、8,000と伸び、約2年後には1万人規模まで成長しました。
繰り返しになりますが、これは広告だけの成果ではありません。
企業側での営業活動やサービス改善、運営など、さまざまな取り組みがあって生まれた結果です。
ただ、Web集客という側面でも、
最初に決めた方法を続けるのではなく、結果を見ながら方法を変えていったこと
は大きかったと思っています。
広告だけに頼らないため、オウンドメディアも立ち上げた
広告運用を続ける中で、もう一つ考えるようになったことがあります。
それは、
広告だけに集客を依存していていいのか
ということです。
広告は即効性があります。
予算を使えば比較的早くユーザーへアプローチできます。
一方で、広告を止めれば、基本的にはそこからの流入も止まります。
そこで、集客チャネルを増やすためにオウンドメディアを立ち上げました。
記事を作る際に意識したのは、単純に検索数が多いキーワードを狙うことではありませんでした。
実際にサービスを利用する可能性がある人が、
「こんな情報があったら助かる」
と思えるテーマを考えながら記事を増やしていきました。
オウンドメディアを立ち上げた直後は、当然ほとんどアクセスがありません。
記事を書いても、すぐに検索順位が上がるわけでもありません。
それでも地道にコンテンツを増やしていった結果、半年ほどで月間約1万PVまで成長しました。
そして、オウンドメディアからWebサイトを訪れ、そこからアプリを知り、利用につながるケースも出るようになりました。
広告だけだった集客経路に、
検索からの自然流入
という別のチャネルが加わったことになります。

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Web集客を、施策の実行から改善まで進めたい方へ
SEO・Web広告・サイト改善など、必要な施策を実行し、
数字を確認しながら継続的に改善します。
広告・SEO・LPを別々の施策として考えなかった
この案件を振り返ると、
「広告が成功した」
「SEOが成功した」
と一つの施策だけで説明するのは少し違うと感じています。
実際には、
- 広告
- オウンドメディア
- LP
- キーワード
- 広告文
- ターゲティング
- サイト内の導線
などを、その時々の状況に合わせて改善していきました。
例えば、広告からユーザーが来ていてもLPでサービスの魅力が伝わらなければ、広告だけを改善しても成果にはつながりません。
逆に、良いLPを作っても、そもそもユーザーが来なければ意味がありません。
SEOでアクセスが増えても、サービスへの導線が弱ければ利用にはつながりません。
Web集客では、それぞれの施策を単独で見るよりも、
「今はどこが一番ボトルネックになっているのか」
を見ながら、その都度優先順位を変えていくことが大切だと思っています。
成果につながった理由の一つは、こまめにコミュニケーションを取ったこと
この案件でもう一つ印象に残っているのが、クライアントとのコミュニケーションです。
支援を始めた頃は、週に1回、短時間でも打ち合わせを行っていました。
- 広告の数字を見る
- サービス側で起きていることを聞く
- ユーザーの反応を確認する
- 次に何を試すか決める
- そしてまた結果を見る
このサイクルをかなり細かく回していました。
Webマーケティングというと、GA4や広告管理画面などのデータを見ることに注目されがちです。
もちろんデータは重要です。
ただ、データだけでは分からないこともたくさんあります。
- 営業現場でどんな話が出ているのか
- 実際のユーザーからどんな反応があるのか
- サービスそのものにどんな変更があったのか
- 会社として今どこに力を入れたいのか
こうした情報は、クライアントと話さなければ分かりません。
最初の1年ほどは週1回程度のコミュニケーションを続け、その後、成果が安定するにつれて頻度を少しずつ減らし、最終的には月1回程度になりました。
振り返ると、施策そのものだけではなく、短いサイクルで状況を共有して改善できたことも、成果につながった要因の一つだったと思っています。
Web集客では、正直うまくいかないことの方が多い
この案件だけを見ると、結果的には成功事例と言えると思います。
ただ、これまでさまざまなWeb集客を支援してきて感じるのは、最初に考えた施策が、そのまま思いどおりに成功することの方が少ない
ということです。
例えば、別の新商品のWeb広告を支援した際には、最初に検索広告を試したものの、なかなか成果が安定しませんでした。
認知を増やすために別の広告手法も試しましたが、それも思ったような成果にはなりませんでした。
最終的にはターゲットとキーワードをかなり絞り込み、ようやく安定的な成果につながる形が見えてきました。
また別のBtoB企業では、コンテンツを増やすことでWebサイトへのアクセスは大きく増加しました。
そこで、さらに問い合わせを増やすためにLPを作り、広告も試しました。
ただ、その広告は期待していたほどの成果にならず、最終的には停止しています。
こういうことは珍しくありません。
「広告なら必ず集客できる」
「SEOなら必ず成功する」
「LPを作れば問い合わせが増える」
といった方法があるわけではありません。
企業によってサービスも違えば、顧客も、競合も、予算も、市場の状況も違います。
だから、実際に試してみなければ分からないことが多いのだと思います。
最初から大きく賭けないようにする
Web集客で不確実性が避けられないのであれば、重要なのは、
最初から正解を当てることではなく、外れたときに大きな傷を負わないこと
だと私は考えています。
そのため、可能な限り最初は小さく試します。
一方で、手応えが見えてきた施策には少しずつ予算や時間を増やしていく。
私がWeb集客を支援するときは、基本的にこの考え方です。
小さく試す
→ 結果を見る
→ 改善する
→ ダメなら止める
→ 可能性があればさらに試す
→ 勝ち筋が見えたらリソースを増やす

一発で大きく伸ばすというよりも、0を1にし、1を2にし、2を3にする。
その積み重ねで、結果として大きな成果につなげていく。
私はどちらかというと、そういうWeb集客の進め方を得意としています。
まとめ|Web集客は「正解を当てる」より「正解に近づいていく」ことが大切
Web集客の成功事例を見るとき、
「どんな広告を出したのか」
「どんなSEO施策をしたのか」
といった、成功した方法だけに目が行きやすいと思います。
もちろん、それも参考になります。
ただ、実際の支援経験から感じるのは、それ以上に重要なのが、どうやって成功する方法を見つけたのかという過程です。
試してみて、うまくいかなければ原因を分析して別の方法を試し、さらに改善する。
その積み重ねの先に「成功事例」があります。
Web集客で成果を出すために必要なのは、最初から正解を当てることではなく、結果を見ながら正解に近づいていくことだと考えています。
\ Web集客の実行・改善を進めたい企業様へ /
Web集客を、施策の実行から改善まで進めたい方へ
SEO・Web広告・サイト改善など、必要な施策を実行し、
数字を確認しながら継続的に改善します。






